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総合監修:二瓶 健次 先生
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生活・健康・安全アドバイス - 生活環境
寝つきが悪いことと、夜中のぐずりが気になります。
7ヵ月の男の子です。寝つきが悪いことと、夜中のぐずりが気になります。
パパの仕事に合わせてお風呂に入れてもらったりしていたので寝るのが0時過ぎ、起きるのは10時過ぎの生活でしたが、生活リズムを見直し、21〜22時までには寝るように、20時にはお風呂に入れ、朝は8時には起こすように変更しました。
そうしたら、夜、添い乳で寝ていたのがまったく眠らず、寝るのに1〜2時間はかかるようになりました。しかも1〜2時間毎に目をつぶったまま大泣きします。昼寝は長くても1時間で、たいていは15〜30分です。
できれば朝までぐっすり眠ってほしくて市販の小児用の薬を使用していますがまったく効果はありません。
夜泣きのようですが、早寝の規則正しい生活をするように心がけてください。自然によくなってきます。
赤ちゃんに夜泣きはつきものです。
おなかがすいていたり、のどが渇いて泣く場合も多いのですが、このような場合は、ミルクなどの水分を飲ませることにより泣きやみます。寝ているときに寒かったり、暑すぎたりしても夜泣きをすることがあり、布団や部屋の温度を調節するようにします。
いつもの泣き方と違って泣き方が強かったりするときは、どこか具合が悪かったり痛くて泣いているのかもしれません。夜になって寂しくて泣いていることもありますが、添い寝などで泣きやむことがあります。
また、生活習慣や眠りの環境が変化することによって、寝つきが悪くなったり、浅くなったりすることがあります。
遅く寝る習慣がついてしまっている場合に、早寝に変えようとするとやはり、睡眠パターンが変わって夜泣きをするようになったりします。このお子さんはこのケースにあたるようです。
最近はお父さんの帰りに合わせて、夜中にお父さんとお風呂に入ったりすることも多いようです。お父さんとのふれあいも大切ですが、子どもには早く寝る習慣をつけて規則正しく生活することが大切です。
ご相談のお子さんの場合も早寝に戻すことはよいですが、これまでの睡眠リズムができていますので、初めはぐずったりするかもしれませんが、少し時間をかけるつもりでいろいろと工夫をしてみてください。
何も原因がなくて、何をしても収まらない頑固な夜泣きもあります。実際はこれが一番多いかもしれません。
しかし、特別にどこかが痛いといった病気がない場合はいつの間にか自然によくなってしまいます。
また、赤ちゃんに眠ってほしいために安定剤や睡眠剤などの薬を使うことはおすすめできません。