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友達のトラブル

たたいたりかんだり、友だちへの乱暴にはこんなふうに接しました

口で言い聞かせ、お母さんは悲しいということをさりげなくにおわせました。

T.Tさん Kちゃん (体験談当時の年齢:1歳9ヵ月頃〜2歳11ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

保育園のクラスの中で一番古株で年長なので、ボス的存在になってしまっていて、後からきた友達にとにかく乱暴をしてしまいます。下のクラスの子にまで魔の手をのばし、ついには止めてくれる年上の子にも容赦なくガブリ!

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

とにかく口で言い聞かせました。親がここで叩いてしまい、叩くことを「親もやっているので悪いことではないと思ってしまう」と困るので・・・。よそ様では自分の子を人前で叩く方もいますが、我が家では暴力、というと大げさですが、暴力には暴力で返さないようにそれだけを試みました。やってしまったものは仕方ない。そんな時はこどもにあやまるように促しました。もし、子どもがあやまれないようならしつこく無理強いはさせないで、親がお友達とその子の親にもあやまり、「お母さんは悲しいんだ」ということをさりげなくにおわせると、親の気持ちが息子にも伝わるようでした。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

月齢的なものもあったようで、大きくなるにつれ、だんだん減ってきて、今ではかえって止めに入って逆にやられる立場にもなっていたりもします。決していいことではないけど、成長過程として仕方のないことなのかもしれません。今になってやられたら痛いんだということがわかってきたようで、人の痛みを理解したようで良かったです。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

やられてこそわかる痛み、ダメなことというのはあるかもしれないけれど、親は我が子の暴力に対して同じ暴力でかえしちゃいけないと思います。やってしまったこと自体決していいことではないけれど、その後の対応によって友達との関係もまた築けます。親の見てない所では実は逆にけっこうやられてたりもするものです(笑)。神経質になりすぎると親の気持ちが変にこどもに伝染して変なとこで意味なくまたやったりするものだと思います。いい意味でおおざっぱに構えましょう!
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