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友達のトラブル

たたかれたりかまれたり、友だちからの乱暴にはこんなふうに接しました

わが子のストレスが心配だったので、相手の子を真剣に叱り、距離を置くため保育室に入室しました。

S.Nさん Sくん (体験談当時の年齢:2歳0ヵ月頃〜2歳5ヵ月頃 男 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

ベビー時代からお付き合いのある友達(Yくん)が、他の子が遊んでいるおもちゃばかり取ったり、お友達を押し倒したりして喜ぶ子どもでした。うちの子Sは、絶対にやり返さないけれど、床や壁に自分の頭を打ち付けるなど、ストレスがたまっているようで心配でした。Sは、保育園の子どもたちが友達同士でのびのびと遊ぶのをとても楽しそうに見ていたので、「友達同士でこんな風にあそばせてあげたい」と思ってました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

半年ほどたったある日、見かねてYくんを大きな声で真剣に叱りました。以来、Yくんはお友達におもちゃを譲るようになったそうです。Yくんのママには感謝されたけど、子どもを力でねじ伏せたようで、叱った私は心が晴れませんでした。でもSは、もともと他の子のものは取り上げない、乱暴しない子どもだったので、なんとかその素質を守ってあげたいと思ってそういう行動にでました。Yくんは、我が家に遊びに来たがりましたが、保育室に入室するための準備があるとか体調不良とか、いろいろと理由をつけて断りました。私の接した乱暴をする子たちは、発語が遅いとか下の子が生まれたため里帰りしたとか、子どもなりにストレスがありそうだと思ったので、それを自分の子に分かりやすいように言って「かわいそうだね、許してあげようね」といいました。そのため、うちの子にもストレスを与えてしまったと思いますが、新しくお友達を作ってあげたかったので、第2子の妊娠を機に保育室に入室させました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

保育室に入室して2ヵ月経ち、新しいお友達ともすっかり打ち解けて、毎日とても楽しく遊んでいるようです。よく保育園に預けられているママさんたちは、噛まれたあとができたり、おもちゃの取り合いはあたりまえと言っていましたが、今通っている保育室の子どもたちとは、そういうトラブルがなく、安心して通わせています。2歳半まで、実家の事情で実母にさえ預けずに育ててきましたが、私自身も育児ストレスから開放され、安心してお産ができます。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

預け始めは、涙と病気でつらかったです。子どもに新しい環境を与えるとき、親にも精神的・肉体的・金銭的負担がかかります。子どもは新しいことにチャレンジしたい気持ちと、いつまでも甘えていたい気持ちが半分ずつあります。それにストップをかけますが、ハードルを乗り越えると、子どもはぐんと成長します。子どもの新しい世界を開いてあげましょう。
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