父親と子ども
父親が子どもをかわいがってくれない時、私はこんなふうに行動しました
子どもとの接し方がわからない父親、父と子で触れ合う機会を作ったり、日頃の様子を話したりしました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
父親は車で出かけるのは好きですが、家ではテレビを見るか寝るかで子どもと遊ぼうとしませんでした。そのせいか娘は私にベッタリで、何をするにも私でないとダメという状態になってしまいました。二人目が生まれても主人の態度に変化はなく、このままでは子どもたちが父親嫌いになってしまうのではないかと心配でした。二人で望んだ子どもなので、何とか一緒に子育てしたいと悩んでいました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
父親は子どもに無関心というより、子どもへの接し方がわからないのではないかと考えました。そこで、私の気持ちを話したり、子どもたちがどんなふうに遊んだかなどを、夫に話すようにしました。休日も、私が家事をしている間に、車で子どもと一緒に買い物を頼んだり、お風呂で遊ぶオモチャを買って父親に入れてもらったりと、子どもと父親が触れ合う機会を少しでも作るようにしました。とはいっても、子どもの機嫌によって、喜んで出かけるときもあれば、「イヤ!」で終わってしまう時もあり、一足飛びに改善はされませんでした。「パパは毎日みんなのためにお仕事しているから、なかなか遊べないんだよ。でも、お仕事がお休みの日は一緒に遊んでもらおうね。今度の休みには、どこへ連れていってもらおうか?」などと、普段から子どもと相談しておき、娘から父親に遊びに行く約束をしてもらいました。そんな話を度々していると、自分の行きたい場所や、やりたいことをいろいろ想像して、ワクワクしている様子でした。休みの日にパパと車で遠出するのを、楽しみにするようになりました。父親も家の中で遊ぶのは相変わらず苦手な様子でしたが、車での遠出は快く引き受けてくれました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
今も娘は父親より私に甘えてきますが、娘も成長したのか、私には体力的に無理な遊びは父親に頼むなど、親の“使い分け”をしているようです。また、比較的長女は私にベッタリなので、次女は父親によく甘えています。それにつられて長女も父親のところへ行って遊んでもらうこともあるようになりました。何かやっと、みんながまとまって、家族になったかなと感じています。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
父親は母親のように、ずっと子どもと一緒にいるわけでもないので、かわいいとは思っても接し方、かかわり方がわからないのかもしれません。当たり前のことのようですが、子どものその日の様子や出来事などについて、情報提供してあげたほうがよいかもしれません。父親も母親も子どもと接しているうちに、何とか親らしくなっていくものではないでしょうか。子どもが父親になついてくれない時、私はこんなふうに行動しました
- 父親が得意なことをしてもらって、「お父さんは頼りになる!」という経験をたく...
- 「パパと遊ぶと楽しい!」という気持ちになれるように働きかけました。父親も努...
- 休日には父子の時間を積極的に作り、父親と子どもの前で父親のことを褒め尊敬さ...
- 子どもが喜ぶことを父親にやってもらい、父親と一緒が楽しいと思うように工夫し...
- 「父親とだけする遊び」を作ってもらったり、短い時間でもパパと過ごす時間を作...
- 父親の話題を多く出すようにしたり、休日には短い時間でも父親と娘の時間を作っ...
- とにかく主人と息子の接触を増やすようにしました。
- 帰宅時間が遅い夫、できるだけ子どもと夫の時間を作るよう工夫しました。
- 子どもが小さいうちは抱っこやお散歩をしてもらい、活動的になったら大胆に遊ん...
- 父親を見ると泣いてしまう子、私はこうしてみました。
- 子どもと過ごす時間の大切さを主人に伝え、毎日少しずつ抱っこしてもらいました。