すぐに変化が表れる・・・という事ではないけれど、叱るのではなく言い聞かせるように努力しました。
M.Kさん Tくん (体験談当時の年齢:2歳2ヵ月頃 男 第1子)
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
お友だちに対して、うちの子は噛みついたりつねったりしていました。ケンカなどのトラブルでならまだしも、同年代の子が近くにきただけでも手を出すので、公園やスーパーなど、とにかく目が離せません。私は以前保育園で働いていて乱暴する子はたくさん見ましたが、実際自分の子を育ててみると、保育の経験も活かし愛情はたくさんあげているはずなのに・・・と不安でいっぱいでした。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
とにかく相手の子に手を出したら、その都度「たたいたら痛いよ」「つねったら痛いよ」としつこく言うしかありませんでした。叱るのではなく、言い聞かせるように努力しました。逆に息子がやられた時にも「やられたら痛いでしょ」と、いつも自分が相手にしている事を分からせるように繰り返し話しました。何度も言われたからといってすぐに変化が表れる・・・という事はありませんでしたが、だんだん成長していくとお友だちとかかわる楽しさが分かったのか、近くに寄ってきた子に手あたり次第に乱暴する、という行為はなくなってきました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
今、子どもの乱暴に悩んでいた時期が遠い昔のようです。息子はすっかりおしゃべりも上手になり、保育園でも元気です。以前の暴力もなくなり、きちんと言葉で相手に意思を伝えているようです。いくら言葉が早い子でも理解するのには時間がかかるし、あれも息子の成長過程だったのかもしれない、と思っています。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
年齢よりも大きく見える子どもが手を出すのだから、私も周りのママたちから冷たい目で見られた時期もありました。でも、とにかくがんばって! 私もあんなに悩んでいたのに、今ではすっかり忘れているのですから・・・。また、自分ひとりで悩まずに周囲の人に話を聞いてもらうのも大切。言ってスッキリすることもありますよね。いつか痛みの分かる子になると、私はそう信じて今もがんばっています。