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たたく・乱暴する

気に入らないとたたいたりかんだりする子に、こんなふうに働きかけました

人や物にかみついたり、たたいたり・・・とにかく言って聞かせることを試みました

S.Kさん Mちゃん (体験談当時の年齢:0歳8ヵ月頃〜1歳0ヵ月頃 女 第1子 東京都)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

言葉や態度である程度意思が伝わる様になってきた時、突然、思う様に言葉や意思が伝わらなかったりすると身内に対してかみついたりする様になりました。お友達にも同じ事をしてケガをさせてしまうのでは・・・と、とても不安になりました。また、祖父母には初孫だった事もあり、甘やかしすぎたせいでは?とも思いました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

周囲のママ友達に聞き、痛さを教える意味でやられたらすぐ同じ事を子どもにすればいいと言われやってみました。しかしこれは逆効果で、まだ意味が理解できておらず、逆にママがやっているから私もやってもいいんだと思ってしまったみたいです。私自身も過保護かもしれませんが、子どもに痛い思いをさせるのは気が重く精神的にもよくないので考え直しました。とりあえずかまれたら泣いたふりや、物にあたった時は物に対して「痛かったね。かわいそう」と語りかけ、子どもに対しても「痛いってかわいそうだからやめようね。優しくしてね」などなるべく語りかけました。するとだんだんやらなくなり、思わず私をたたいてしまった時なども、いい子いい子をしてくれるようになりました。その時はとにかく優しくしてえらかったねとほめちぎりました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今では2歳になり言葉もかなり話せるようになって、ごめんなさいも言えるようになりました。かんだりしていたのはこの子なりの意思表示だったのだろうと思います。しかしあの時に語りかけて対処した結果なのか、現在では泣いているお友達に対しいい子いい子をしに行ったり、「大丈夫?」と声をかけたりしています。つくづく子どもは親のする事をお手本にしているのだなぁと実感させられました。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

私もそうでしたが乱暴な行動を見てしまうとあせってしまい、つい力づくで対処してしまいがち。しかし理由がわかっていないので結局暴力は暴力を生むんですね。ちゃんと根気よく語りかけてあげ、できたらほめてあげる。それだけで親子の信頼も生まれ、感情も育ててあげられるものだと思います。面倒でもなるべく話しかけて生活していきたいですね。
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