たたく・乱暴する
気に入らないとたたいたりかんだりする子に、こんなふうに働きかけました
事前に相手の子のお母さんに、手を出してしまう子どもの様子を話し理解してもらいました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
当時の娘はとても気が強く、気に入らない事があると、お友だちに乱暴して泣かせてしまっていました。その都度叱るのですが直らず、相手の子のお母さんに、「Sちゃんて強いのね」とか「またやっちゃった!」など言われ、私は謝りっぱなし・・・。身が縮む感じと悲しい思いで涙がこぼれてしまいました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
事前に相手の子のお母さんに「今、手を出しちゃう時期で言い聞かせているんだけど直らないの。泣かせちゃうかもしれないけど、ごめんなさいね」と言っておくようにしました。もちろん娘にもできるだけ「ダメ」の一言ですまさず、「たたいたら痛いよ」と理由をつけて言い聞かせました。娘の乱暴ぶりは相変わらずでしたが、先に断っておいたので、相手のお母さんが少し大目に見てくれるようになりました。私も“気にして言い聞かせている”という事を理解してもらえたので、少々楽になりました。お遊びの外出を制限してみました。娘は“友だちと仲良く遊ぶ”よりも、まだ“ひとり遊び”の段階なのかも、と思ったのです。無理に交流させようとしなくても、大きくなればきっと仲良く遊べるようになると思いました。そうしながら比較的仲良しの友だちや、私も親しいママ友だちとは会うようにしました。小さいながらも、気が合う合わないがあるようで、同じくらい気が強い子とはとても楽しそうでした。大ゲンカしてもすぐ仲良く遊びます。親同士はお互いさまで気が楽だし、「子どもは体で覚える事も必要だから、ある程度の事は目をつぶろうね」と話し合う事もできました。