年末年始、どう過ごす?年末年始の家族での過ごし方

盆正月やゴールデンウィークなど、まとまった休みが取れる時期をどのように過ごすかは人それぞれですね。また、お子さまがいる家庭では、テーマパークを訪れたり、実家へ帰省したりするには理想的な時期でしょう。さらに、受験を控えたお子さまがいる家庭では、これまで習ったことを復習しながら、しっかり勉強できるいい機会にもなります。そこで、年末年始をどう過ごすかについて、全国のお子さまをもつ女性100人を対象にアンケートをおこないました。


約半数の家庭では、実家に帰省する!

【質問】

定番の年末年始の過ごし方を教えてください!(複数回答可)

 

【回答数】

実家に帰省:51%

何もしない:31%

国内旅行:8%

海外旅行:0%

その他:19%

 


 アンケートの結果、「実家に帰省する」と答えたかたがもっとも多いことがわかりました。

 

・祖父母が孫の顔を見るのを楽しみにしているし、おいしいおせち料理を用意してもらってのんびりできるので。(40代/女性/専業主婦)

 

・私の実家に帰省し、近くの小さな神社に初詣でに行き、みかんと甘酒をもらい、おみくじを引くのが定番になっています。(30代/女性/専業主婦)

 

・夫の実家から呼ばれるので断れなく毎年、帰省してます。(30代/女性/パートアルバイト)

 

・年末は主人の実家・年始は私の実家と定番になっています。年越しは家でゆっくり過ごします。(30代/女性/専業主婦)

 

約5割の人は、年末年始を実家で過ごすのが定番のようです。実家への帰省は祖父母と孫が出会える貴重な機会といえますね。また、おいしいおせち料理を用意してもらえるとの意見もありました。これも、実家で過ごす大きなメリットかもしれません。神社への初詣でに行くこともお正月ならではの風物詩ですよね。なかには、夫の実家への帰省を断れない人や、主人の実家と自分の実家の両方を訪れる人もいるようですが、どちらの実家で年末年始を過ごすかも大きな課題になるのかもしれませんね。

 

 

約3割の家庭では、何もしないでのんびり過ごす!?

 アンケートの結果、「何もしない」と答えた人が二番目に多いことがわかりました。

 

・おせち料理を囲んで、寝正月。テレビやDVDを観たりと、普段忙しいのでゆっくりと過ごします。(50代/女性/パートアルバイト)

 

・実家の帰省に20万円ほどかかるので、家でじっとしています。交通費の割り増しがないときに帰省します。(40代/女性/パートアルバイト)

 

・夫は仕事だし、子どもも小さいので普段どおりの生活。出かけてもインフルエンザが流行っていたりし、病院もあいてないので、家でおとなしく特番を見てるのがいちばん無難と思い、過ごしています。(30代/女性/専業主婦)

 

約3割の人は、年末年始は何もしないでのんびり過ごすのが定番のようです。ただし「何もしない」といいながら、おせち料理を囲むなど、お正月とはまったく無縁ではない人も多いようです。もちろん、仕事が忙しくて年末年始が休めない人がいるのも頷けます。また、実家への帰省を考えている人もいますが、交通費の関係で年末年始の時期をずらす人もいることがうかがえました。なお、インフルエンザにかかったときに病院に行けないことを危惧する声もあり、年末年始は自宅でのんびり過ごすことが理想的といえるようです。

 

 

国内旅行を楽しむ家庭は、約1割!

 アンケートの結果、「国内旅行」と答えた人が三番目に多いことがわかりました。

 

・非日常を感じるために国内旅行へ行きます。ホテルの朝食や違う景色の中で遊ぶとリフレッシュできます。(40代/女性/専業主婦)

 

・旅行も兼ねて曾祖母の家に帰り、観光もして帰ります。(40代/女性/専業主婦)

 

・数年前に実母が「お正月は何もしたくない!」と言い出したのがきっかけで、毎年大晦日から元旦にかけて国内旅行をするようになりました。(30代/女性/専業主婦)

 

・年末年始は毎年、学生時代の友人とスノーボードに行き、年を越しています。(20代/女性/専業主婦)

 

約1割の人は、年末年始に国内旅行をしているようです。旅行に出かけることで日頃の疲れをいやして、リフレッシュできるのがいいですよね。また、曾祖母の家への帰省を兼ねて観光を楽しむこともよいアイディアですね。なかには、お正月の準備をしなくてもいいために、大晦日から元旦にかけて家族旅行をする人もいるようです。なお、年末年始を家族と過ごすのではなく、友人と趣味の旅行に出かける人もいることがわかる結果となりました。

 

 

海外旅行に出かける家庭はいない!?

 アンケートの結果、「海外旅行」と答えた人はいないことがわかりました。年末年始に海外旅行へ出かける人は多いとのイメージがありますが、今回のアンケート対象者の中には存在しないようです。なお、その他と答えた人からは次のような回答理由がありました。

 

・31日の日中、テーマパークに行きます。18時までで終了となりますが、とても空いていてたくさん遊べるし、ニューイヤーの飾りも見られるので。夕方からはかなり寒くなるので、カウントダウンパーティーの入場待ちの方々を横目に帰宅し、夜はあたたかく、のんびり家で過ごします。元旦はゆっくり家で過ごします。(40代/女性/専業主婦)

 

・子どもたちが部活や習い事で忙しく、年末年始にかかわらず休みがほとんどありません。なのでほとんどが子どもの送り迎えになります。(40代/女性/専業主婦)

 

海外旅行や国内旅行に出かけない人の中には、テーマパークへの日帰り小旅行に出かける人がいることがわかりました。また、部活や習い事に送迎をするなど、お子さま中心に年末年始を過ごす人がいることも頷けます。このような意見があるのも、お子さまの成長に従ってお子さま中心の生活になることが関係するのかもしれませんね。

 

 

年末年始の恒例行事で忙しい家族もいれば、ゆっくり過ごす家族も

 アンケートの結果、年末年始を実家に帰省して過ごす人が約半数いることがわかりました。ゆっくり過ごすためには、夫と自分、どちらの実家で過ごすかも関係するのかもしれません。また、約3割の人は何もしないと答えています。ただし、仕事が忙しくて何もしないという人と、おせち料理などの準備はする人とに大別できるようです。さらに、「その他」を選んだ人の回答理由には、他の選択肢と重複するような意見もうかがえました。そのなかには、お子さまの送迎が忙しい人もいます。年末年始はいろいろな予定がありますが、お子さまたちと長く一緒に過ごせるよい機会になるのではないでしょうか。

 

 

【アンケートについて】

■調査地域:全国

■調査対象:お子さまをお持ちの女性の保護者のかた

■調査期間:2015年10月21日〜2015年11月04日

■調査手法:Webアンケート

■有効回答数:100サンプル

 

 

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