おしっこはそれほどにおいのきついものなのでしょうか？

おしっこのにおいは通常いわゆるアンモニアのにおいがします。
赤ちゃんのときはミルクをたくさん飲んでいるので尿も薄いため、通常はにおいは少ないのが特徴ですが、ミルクの飲む量がいつもより少なかったり、夏の暑いときに汗で水分が出てしまったり、離乳食が始まってミルクの量が少なくなったりすると、おしっこが濃くなってアンモニアのにおいも強くなります。
水分の量が少なくなっていないか、体重が順調に増えているかどうかなどをチェックしてください。

おむつにおしっこをしたまま長く放置しておくとにおいも強くなりますので、長く放置しないように注意してください。
また、おうちのかたがにおいに敏感な場合もありますので、一度子育ての経験のある人にもにおいをかいでもらうのもよいかもしれません。あるいは健診のときにおむつを持参して尿のにおいを相談するのもよいでしょう。

おしっこに特殊なにおいがするまれな病気があります。
例えば、メープルシロップのようなにおい、ネズミや猫のおしっこのようなにおい、汗臭いにおいなどといった場合にいくつかの病気がありますが、これらはいずれも発達の遅れが見られますので、おしっこのにおい以外の症状からも区別がつきます。