かまう時間がない
他のきょうだいに手がかかって、かまってあげられない時、ここに気をつけました
出産後、かまってやれない長男に謝る切ない毎日、今は仕方がないと自分の考え方を切り替えました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
下の子が生まれるまでは、いつも長男のペースに合わせて生活し、一緒に遊ぶ毎日でした。出産後、私の体が思うように回復しなかったこともあり、ほとんど長男にかまってやれなくなってしまいました。それでもまったく文句も言わず、一人で一日中ビデオを見たり、絵本をめくったりして過ごしていました。何も言われないだけに切なく、夜、寝顔に向かって「ごめんね」と謝る日が続きました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
私自身の考え方を変えました。私もつらかったのですが、今は仕方がないと思うように努力しました。下の子が生まれたばかりの頃は、かわいそうだとは思っても、どうしても長男まで手が回らなかったのです。その代わり、がまんしてくれている長男への感謝と、申し訳ないという気持ちを決して忘れないでいようと思いました。相変わらず彼はがまんしていましたが、時々爆発することもありました。長男が熱を出して寝込んだ時、つきっきりで看病してやることができず、半分うなされながら「ママなんかいらない。ボクだけのママがほしい!」と言われた時は、本当にこたえました。下の子がまとめてお昼寝をするようになって、離れた場所にいても下の子の様子がわかるようなモニターを買いました。そして、電波を受信できる範囲で長男と手をつないでお散歩したり、外に出る機会を増やしました。また、下の子のお世話を手伝ってもらい、その度に「ありがとう、助かる。Tちゃんがオシメ持ってきてくれたから、Hちゃん(妹)笑ったね」などと声をかけ、一緒に赤ちゃんを育てているんだという気持ちになってもらえるよう努力しました。二人でゆっくり話をする機会を作れたことで、私の気持ちも伝わったのか、彼のほうから「もう、Hちゃん泣いてるかもよ。帰ろうよ」などと言ってくれるようになりました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
長男も4歳半になり、本当にいいお兄ちゃんになりました。下の子が泣いていると真っ先に飛んできてあやしてくれます。下の子の夜泣きが続いたある日、長男を起こさないよう下の子を連れて別の部屋に行こうとすると、長男は「Hちゃん、そばにおいで。泣いたってうるさいって言わないよ」と言いました。長男の優しい行動に精神的に私のほうが助けられることがしばしばです。休日には、「ママお疲れ様。パパがいる時たくさんお昼寝していいよ。Hちゃんは男チームにまかせてよ」と言ってくれます。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
できないことや至らないことを悔いて悩むより、時には子どもの強さ、たくましさを信じて割り切るのもいいと思います。なまけ心からかまってやれないのではないことを、子どもなりにわかっていてくれていたのでしょう。子どもは着実に成長しているものです。そう信じて毎日を大切に過ごせば、1年なんてあっという間に過ぎ、仲のよい兄妹になってくれるのではないでしょうか。忙しくてかまってあげられない時、ここに気をつけました
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