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わがまま

人に譲れない子に、こんなふうに働きかけました

『貸せなくて当たり前』と思うところから始め、おもちゃを多めに持参。交換することで貸し借りを理解させました。

O.Mさん Sちゃん (体験談当時の年齢:1歳1ヵ月頃〜1歳8ヵ月頃 女 第1子)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

公園の砂場でのトラブルが一番多かったです。自分のお砂場道具を人に貸せないということです。勝手に持っていってしまう子もいれば、一声かけてから借りていく子、様々でしたが、一様に泣いて「だめ!!!」を連発していました。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

初めは「貸してあげなよ」と娘を怒ったり、娘が貸せないことを相手の子に謝ったりしていました、とほほ・・・。でも、娘にとっても大切なお砂場道具。これから遊ぼうって時に持っていかれる気持ちも分かります。だから「交換」を条件に出し、「交換してくれる?」「交換しよう」などと貸して欲しいといった子どものお砂場道具を逆に借りるようになりました。娘はこれで、お砂場道具は貸し借りできるものだということが分かったらしく、「交換」でなら貸せるようになりました。それと、公園に行く前、「貸せるのだけ、持っていこう」と決めて持ち物を持っていきました。どれも貸せないと言う時もあり、そういう時は手ぶらでいきました。でも、それだと人のものを借りる事が出来ず、娘も悩んでいたようです。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今はだいぶお姉さんになり、交換でなくても貸せるようになりましたが、「自転車」などは絶対に駄目!!って感じです。また順番も分かるので、貸したくないものでも一時貸せるようになり、「順番だよ」と言って、返してもらっています。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

“貸せなくて当たり前”と思うところから始めませんか? 我が家はお砂場道具など多めに持っていってました。(その貸し借りに慣れるまでは)貸せないのはおもちゃなどが大切だからで、意地悪でもなんでもないと思います。実際貸したものが壊れて帰ってきたこともあり、娘も「がっくり・・・」と言ってました。相手の子どもに「ちょっと待っていてね。今使っているんだ」と言うことも大切だと思います。
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