ドラマや絵本を通して、相手の気持ちを考えさせるような問いかけを増やしました。
J.Kさん Mちゃん (体験談当時の年齢:6歳3ヵ月頃 女 第2子 静岡県)
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
家では一番幼いので甘やかされていますが、保育所ではそうはいかないという現実とのギャップを、理解しきれないまま年長になりました。些細なことで機嫌を損ねるようなわがままな面を直したいと考えていました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
他の子も自分も同じであり、自分がそうしたいと願うことはたいてい他の子も同じように考えている、だから我慢が必要なのだ・・・ということを理解してもらうために、「他人の気持ちを考えさせること」に重点を置きました。ドラマで小さい子が出ていたら、「こんなときどうかな?」と一緒に考えたり、絵本を読みながら「この子の気持ちはどうだろうね」「○○ちゃんだったらどう感じる?」などと色々なシチュエーションを想像して問いかけたりしてみました。<こどもちゃれんじ>本誌の「おはなしだいすき」のコーナーでのしまじろうとお友だちとのかかわりが、大変刺激になったようです。読むことにより、客観的に見て判断し、相手の気持ちを考えることができるようになったと思います。これは大人になっても非常に大切な心構えなので、「こんなとき、この子はどう思っているのかな?」「○○ちゃんはどうかな?」「どうしたらいいかな?」と問いかけて、一緒に考えました。市販の絵本と違って、<ぷち>講座の頃から娘の生活の中にいる、身近なしまじろうたちの影響力は大人が思っているよりもはるかに大きいと思います。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
ようやく、「一歩家を出たら同じようにはいかないし、それではいけない」ということに今さらながら気付いてくれた様子です。まだ若干こらえきれないときもありますが、このまま見守っていきたいと思います。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
親が一生懸命子どもに働きかけてもすぐに変化が出るわけではありませんが、根気強く働きかけ続けていくことが大切なのだと思います。子どもにとって分かりやすいように話をすることもポイントですね。