頑固・こだわり
こだわり執着の強い子、こんなふうに接しました
服にこだわるときは、隠したりせず、おだてながら他のものを選ばせるように。本人に納得させることがコツ。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
服や靴下の好みはもちろんおむつの柄にまでこだわりを持つ子でした。大人から見るとチグハグなかっこうをしたり、バックプリントの紙おむつを反対にはいたり、私の言う事に反発してばかり・・・。気に入った服があれば、同じ服を毎日着たり、洗濯から乾けば必ずすぐ着たり、といった状態。いい加減にしてほしいと私もちょっとヤケになっていました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
とにかくおだてる事にしました。イライラを表に出さずに、「それもいいけど、こっちもかわいいのに」と言ってみました。あまりにも同じ服ばかりを選ぶので目につかない所にかくした事もありましたが、逆効果でした。本人が納得しない事にはダメなのだ、と痛感する結果になりました。最初は自分の好みを主張していた娘も、おだてられると悪い気はしないらしく、少しずつ変化してきました。服をかくした時は泣きわめくわ、せっかく見つけた服も着ないわで大変でしたが、納得させると案外素直に言う事を聞くものでした。取り組みといえるかどうかわかりませんが、紙おむつ会社のお客様相談センターに電話したり、ハガキを出して意見を述べたりしました。「バックプリントの紙おむつは、子どもが間違って前後逆にはくことがあります。何か工夫できないでしょうか」といったような内容です。後日、その会社の新製品をみると、前の部分にもデザインがほどこされていました。それに余談ですが、意見提供という事で紙おむつを一袋いただきました。前にもプリントがほどこされたし、紙おむつももらえたという事で、一石二鳥でしょうか(笑)。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
今はまた別の悩みが出ていますが、身につけるものへのこだわりは最近では前ほどでもなく、私が「それはおかしいよ」と言うと素直に着替えます。女の子なので今日はズボン、今日はスカートといった多少のこだわりはありますが、時々自分から「これどう?」と聞いてくる事もあり、つくづく成長したなぁ、と実感する今日この頃です。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
子どものわがままも、かわいいものだと思える日がきます。頭ごなしに叱ってばかりいないで一歩引いてみては? たしかに反発もしますが、両者ぶつかっていてはよい結果が出せないと思います。また、第三者に協力してもらうのも一つの手で、近所の人におだててもらうと、パパママだけが言ってるんじゃないと実感しますし、また指摘も家族に言われるより素直に聞いていましたよ。「イヤ」の連発。とにかく言うことを聞かない子に、こんなふうに接しました
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