頑固・こだわり
「イヤ」の連発。とにかく言うことを聞かない子に、こんなふうに接しました
小さい時期の外出は、執着するものを見せないようにしたり、好きなもので気を紛らわせて乗りきりました。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
息子は、とにかく他の人のやる事は気に入らないようで、例えばマンションのエレベーターボタンを私が押してしまった時など、謝っても何をしても聞き入れてくれず泣き止みません。家の中ならまだしも、買い物先で始まると恥ずかしいし、すごく困りました。外でかんしゃくを起こされると人目もあるし、私もイライラしてしまいました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
家でグズる事は気にしないで、外での対処に気をつけました。とりあえずパパがポケットに常にアメ玉を持って歩き、機嫌が悪くなるとあげるようにしました。また、お腹がすくとグズグズ言うので、オムツかばんにもお菓子を入れておきました。また、苦手な場所、執着しそうなもののある場所やグズりそうな場所は、避けて通るように気をつけました。アメ玉は、遊びを中断させるには効果があったのですが、泣いているのを止めるまでの効果はなかったようです。一番効いたのは執着しそうな物を見せなかった事です。見せると最後、納得するまで遊ぶのですから。少し大きくなって言葉が理解できるようになったので、言い聞かせるようにしました。例えば、デパートの遊び場で帰ろうとしても言う事を聞かない場合、「あっちでジュース飲む?」と子どもの好きな物で誘います。すると「じゅーちゅ?」と、ちょっと気持ちがゆらいできた素振りをするので、たたみかけるように「おいしいジュース飲もうよ〜!」と言うと「うん!」と言って素直について来ました。時には子どもに対してウソになってしまう事もあるのですが、大きくなれば物でつらなくても大丈夫になる、一時的なものだと割りきるようにしました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
事あるごとにグズグズしていた息子が、妹ができた事によって少し“ガマンする”ことを身につけたようです。保育園にも行くようになり、順番を守ったり人に譲る心などができてきました。今でも、欲しいおもちゃを見るとワガママを言う事もありますが、「今度の誕生日ね」と言うと理解してくれます。人目が気になっていた頃と比べれば、ずいぶんお兄ちゃんになったと思います。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
つい手を上げたくなるような気持ち、本当に分かります。でも、そのような子どもの態度はほんの一時の事で、大好きなママを困らせているって子どもが理解できるようになれば、自然になくなります。今思い返すと、うちの子はハッキリ思った事が言える子なのかもしれない、と長所に思えるくらいです。家では少々グズられても聞こえないふりして、外出した時に泣き止ませる対処法を一つ知っているといいですよ。「イヤ」の連発。とにかく言うことを聞かない子に、こんなふうに接しました
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