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頑固・こだわり

「イヤ」の連発。とにかく言うことを聞かない子に、こんなふうに接しました

子どもの行動の癖をつかみ、なるべく予防すると共に、行動のみを繰り返し叱ることで成長してくれるように思います。

S.Yさん Yちゃん (体験談当時の年齢:3歳0ヵ月頃〜4歳0ヵ月頃 女 第1子 岩手県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

興味のあるものがあると、場所をわきまえずに突進していく子でした。言い聞かせてもだめ。叱ったら怒るし、その行動からはものすごいわがままな子にみえて、このままでは幼稚園などで集団生活になじめないのではと心配でした。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

好奇心自体は悪いことではないので、叱るといった対応はせず、何かに突進してしまう前に、興味を他に向けさせたり、外へ手をつないで出かけるときは、なぞなぞなど、子どもが考えられるようなお話をして気をそらすなど、とにかく「暇」な状態をなるべく作らないように心がけました。困った行動のときは、その都度他の人のことや周りの状況を話し、「どうしていつもそうなの」など、子どもを否定するような言葉を使わずに、その行動のことのみに集中してビシッと叱りました。ともすると、言うことをきかないという行動を直すことに集中してしまいがちで、そうすると叱ってばかりになりますが、余裕のあるときに思い切り外で発散させるとか、夜に布団の上で一緒に大暴れするとか、コミュニケーションをとって、一緒に明るく元気に過ごして「困った子」というレッテルを張らないように気をつけました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

幼稚園に入ってからも、どちらかというと集団のなかで目立つ行動をとる様子でしたが、年齢と共に、周りにも目が向くようになり、自分をセーブすることができるようになってきました。好奇心をもつことを否定しないで、行動の困る点だけを注意するようにしてきたことは良かったと思います。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

子どもが困った行動をとって、しかも聞き分けがないと、自分のしつけが問われているように感じて悩んだり、くどくど叱ることもエスカレートしてしまいがちですが、年齢と共に子どもは成長するもの。子どもの行動の癖をつかんで、なるべく予防すると共に、いけないことは何度でも叱る。その繰り返しで、ちゃんと成長していきますよ。
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