カテゴリ

ひとりっ子

ひとりっ子の育児でこんな事が不安でしたが、こんな工夫をしています

一人遊びに夢中だったときなど、その時々を大切に過ごさせてあげた結果、自分をしっかり持った子になりました。

M.Mさん Mちゃん (体験談当時の年齢:3歳0ヵ月頃〜6歳0ヵ月頃 女 第1子 大阪府)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

娘は、一人っ子のうえ、3歳のときに他県から引っ越してきたので、しばらく友達がいませんでした。引っ越す前は、同じマンションのお子さんなど、いつも限定した友達としか遊んだことがなかったので、引っ越し後、友達探しのために公園などに出かけても、私にくっついているばかりで、同年代の子ども達と遊ぼうとしませんでした。兄弟がいたら、友達がいなくても兄弟で遊べますが、友達もいない兄弟もいない、となると、家の中でも外でも、ずっと私にべったりで、私自身煮詰まることが多かったです。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

よくよく考えてみれば、娘は友達が欲しいのに出来ないのではなく、私と遊ぶのが好きなようでした。小さい頃から一人っ子は、兄弟のいない分、一人だけに手がかけられ、時間もかけられ、母子の触れ合う時間も、おそらく一人っ子だからこそ多かったと思います。そういうふうに、いっしょにいる時間の多かった子どもを、無理矢理引き離してまで、同世代の子どもに引き渡すのは、無理があるし、必要もないことだと思いました。同世代の子どもとのコミュニケーションも必要だけれども、母と子のコミュニケーションも、もっと大切です。ここで、母子の信頼関係をきちんと築く方が、今後の社会生活のためになると思い、私自身も、子どもを負担に思わず、もっと子どもといっしょにいられる自分を楽しもうと思いました。それが難なくできるのも、一人っ子の利点ゆえだと、プラスに考えました。親にべったりするのも一人っ子の特性であれば、また、一人遊びが得意なのも、一人っ子の特性のようです。みんなが集まって遊んでいる中、一人きりで遊んでいる子を見ると、なにやら暗く寂しげに見えますが、本人は、それが楽しいようなのです。私も、みんなの輪の中に娘を入れたいと、躍起になったこともありましたが、一人遊びができる、というのも、一種の才能だと思うことにしました。それが本当に才能だったようで、そのときに培っていたであろうと思われる才能が、後々開花しました。たとえば、絵が上手、工作が得意になったのは、当時の一人遊びの結果だと思います。本人が、一人遊びを気に入っている場合は、見守ってあげていいと思いました。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

娘は今小学校3年生になり、一人っ子だとは感じさせないくらい、社交的だし、友達も多くいます。けれども、やはり、一人で何かしたいときは、集団から離れて、一人で熱中していることもあるようです。でも、それが終わると、また友達の中に入っていくし、特別協調性がないということもなく、うまくやっています。最近、人の言いなりになってしまう子が多いようですが、その点では、自分をしっかり持っているようなので、これも一人遊びの結果かな、なんて思っています。また、悲しいかな、一人っ子でも、小3にもなれば、兄弟のいる子同様、それなりに親離れして、私べったりだった日が懐かしいくらいです。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

その子だけに愛情をじっくりかけられる一人っ子、親も子も、とっても幸せだと思います。お母さんべったりな一人っ子ちゃん、かわいいじゃないですか。お母さんが一番好きだなんてうらやましいですよ!いつも一人で遊んでる一人っ子ちゃん、きっと今いろんな自分だけの世界を作って楽しんで学んでいるところです、これからが楽しみですよ!一人っ子だからって、何も心配いりません、お母さんの愛情をいっぱい受けて育つ子です、いい子でないはずないじゃないですか!自信を持って、子育てを楽しんでください!
体験談内検索