ここで差がつく!春休みの学習方法とスケジュール管理術【学習計画例も紹介】(PR)

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春休みは、1年間の授業が終わってほっとする時期。同時に、新学年の学習に向けて既習範囲の苦手分野を強化する絶好のチャンスでもあります。お子さまは普段どのように学習計画を立てていますか? 今回は、春休みの学習計画の立て方や進め方、スケジュール管理術をご紹介します。

この記事のポイント

春休みの学習スケジュールはなぜ重要?

学校の宿題が少なかったり、ない場合もある春休みは、気が緩みがち。しかし、きちんと復習できれば新学期のスムーズなスタートにつながります。

長期休みの学習スケジュールは立てている?

効率的に学習を進めるには、学習スケジュールの作成が効果的です。一方で、実際に長期休みに学習スケジュールを立てているご家庭はどのくらいあるのでしょうか? ベネッセでアンケートを実施したところ、次のような結果になりました。

※数値は、小数点以下を四捨五入しているため、集計値の合計は必ずしも 100%とならない場合があります。

全体として、「学習計画を立てていた」と「学習計画を立ててはいなかった」の割合はほぼ半々。学年別に見ても、大きくは変わらないようです。

長期休みの終わり頃に急いで宿題を片付けるお子さまが多いのも、こうした事情を反映しているのかもしれません。

春休みは進級前の総復習ができる大事な期間

春休みは進級前の総復習ができる重要な期間です。しかし、他の長期休みに比べて宿題が少ない、宿題がないという学校もあります。学習計画を立てていない場合、何もしないまま新学期を迎えることになるかもしれません。

進級前の総復習期間として春休みを有効活用するには、ご家庭での学習スケジュールがとても大切です。

春休みの学習内容と学習スケジュールの立て方

では、どのように春休みの学習スケジュールを立てればよいのでしょうか?スケジュールを立てるうえでの3つのポイント(手順)をご紹介します。

【ポイント1】春休みに伸ばしたい力を決める

学習スケジュールを立てるには、お子さまが春休みにどのような力を伸ばしたいかを検討することから始めましょう。

<春休みに伸ばしたい力の決め方>

春休みにどの力を伸ばすかは、苦手分野をチェックしてから決めるのがおすすめです。

やり方は、まずテストや問題集で正解が少ない分野を洗い出し伸ばしたい力を決めるのがいいでしょう。
より正確に把握する方法として、「正解数÷問題数×100」で正答率を計算。次に、各教科で特に正答率が低い1〜3つの分野を中心に、どのような力が伸びれば正答率アップできるかを考えてみるのもおすすめです。

<他のご家庭では何を重視している?>

「どの力を伸ばせばいいのか、なかなか決められない」と迷ってしまう場合は、他のご家庭の方針も参考になるかもしれません。ベネッセでは、実際にどのような力を伸ばしたいと考えるご家庭が多いのか、アンケートを実施しました。

※数値は、小数点以下を四捨五入しているため、集計値の合計は必ずしも 100%とならない場合があります。

全体として見ると、「読解力」や「文章力」「論理的思考力」、「計算力」を伸ばしたいと考えているご家庭が比較的多いようです。

【ポイント2】学習目標・勉強時間・教材を決める

学習スケジュール作成では、学習目標・勉強時間・使用教材を決めましょう。お子さまが無理なく進められるよう、以下のポイントを意識してみてください。

<学習目標のポイント>

  • ・お子さまの現在の定着度(正答率やテストの点数など)を確認しましょう
  • ・「正答率80%」など具体的な目標を設定しましょう
  • ・「現在の定着度より少し上」を意識しましょう

<1日の勉強時間のポイント>

  • ・春休みの時間から、ご家庭の予定や毎日の睡眠・食事・風呂・習い事・休憩などの時間を予め差し引く
  • ・学習の遅れを取り戻す「予備日」を設定しておきましょう
  • ・残った時間で1日あたりの勉強時間を設定しておきましょう

<使用教材のポイント>

  • ・学校の宿題、教科書・問題集・単語集などを優先する
  • ・市販の参考書・問題集で苦手分野は補強しましょう
  • ・インターネットで入手できる学習プリントも活用

【ポイント3】1日の学習量を決める

1日の勉強時間と教材が決まったら、1日のおおよその学習量を決めておきましょう。
より細かく設定する場合は、以下を参考に、2つの方法で計算してみましょう。

<1日の学習量の計算方法>

  • (1)1時間で取り組めるページ数×1日の学習時間
  • (2)目標合計ページ数÷合計学習時間×1日の学習時間

もし(1)と(2)が大きく異なる場合は(1)を優先するのがコツです。

春休みの学習の進め方

春休みに学習を進める際は、作成した学習スケジュールを使って上手に管理していきましょう。ここでは学習スケジュール作成のポイントを2つ紹介します。

【ポイント1】1日の学習スケジュール管理は紙が便利

今はアプリでのスケジュール管理方法もありますが、1日単位の細かいスケジュールは紙で管理すると便利です。具体的には以下の4つのメリットがあります。

<紙による学習スケジュール管理のメリット>

  • ・ゲームやSNSの画面を見なくて済む
  • ・勉強に関することをサッとメモできる
  • ・学習記録を書き込む際に達成感を味わえる
  • ・春休みの頑張りがモノとして残る

日々の学習状況を確認できコミュニケーションのきっかけにもなるので、親子でいろいろ書き込みながら、楽しくスケジュール管理をしていきましょう。

【ポイント2】時間帯に合わせた学習で効率化する

1日の時間帯に合わせて学習方法・学習内容を決めると効率的に学習できます。

たとえば、頭がスッキリしている午前中は、じっくり考える学習に最適。具体的には文章読解、応用問題、数学の記述問題などです。

昼から夕方は、少し眠くなることがあります。休憩をはさみつつ反復学習や苦手分野の要点まとめなら負担が少ないでしょう。

疲れが出やすい夜は軽い学習がおすすめです。書き取り学習や暗記学習などがよいでしょう。

家庭用プリンターを活用!学習内容別の取り組み方

春休みの総復習は、家庭用プリンターのコピー機能やスキャン機能を使って、問題を写す手間を省き、問題演習に集中すると効率的に進められます。
伸ばしたい基礎力のアンケートで上位にあがった計算力・読解力を伸ばす具体的な取り組み方を2つご紹介しましょう。

【1】計算問題や書き取りなどの基本学習

計算などの反復学習は、問題ページをコピーすれば、すぐに間違えた問題の解き直しが可能です。間違えた問題を組み合わせたチェックテストも簡単に作れるでしょう。

書き取り学習では、マス目や見本を印刷して練習プリントを作ります。漢字テストをコピーすれば、繰り返し定着度チェックができますよ。

【2】文章読解・記述問題

文章読解や記述問題は、問題文に書き込みながら解くことが多いもの。予め問題をコピーしておけば、解き直しの際も邪魔になりません。

読解力アップのためにも、「誰が・何を・どうする」や重要な数字、接続詞、筆者の主張などにどんどん印をつけながら解いていきましょう。

受験勉強用であれば、間違えた問題をノートに貼って解き方やつまずきポイントを書いていく形式の「苦手分野強化ノート」を作成するのもいいでしょう。

春休みの学習におすすめの家庭用プリンター

では、春休みの学習を効率的に進められる家庭用プリンターにはどのようなものがあるのでしょうか。

おすすめのプリンターは、圧倒的な低印刷コストで、ボトルからインクを補充するエコタンク方式のプリンターです。「カートリッジ方式」のプリンターと比較すると、大幅に印刷コストを抑えられて家計にやさしいのが特徴。しかも、インクボトルは大容量なので突然のインク切れでプリントがストップする不安も少なく済みます。

たとえば、エプソンのEW-M754Tシリーズは、一般的な学習プリントのサイズであるA4サイズまでの印刷が可能なエコタンク方式のプリンターです。スキャン機能搭載の複合機タイプなので、手軽に問題集などをコピーできます。
本体色が白の「EW-M754TW」と本体色が黒の「EW-M754TB」があり、お部屋のインテリアに合わせて選べるのもうれしいですね。

気になるEW-M754Tシリーズの印刷コストは、A4カラー文書 1ページあたり約3.0円(税込)(※1)という圧倒的な低印刷コスト。使い切りサイズのインクボトルは、1回のインク交換でA4カラー文書を約1,000ページ(※1)印刷できます。

インクボトルの実勢価格は、編集部調べで660円(税込)となっていますので、インク代を気にせず学習プリントをたくさん印刷可能。自動両面印刷機能があり、用紙代の節約にもなります。

他にも、EW-M754Tシリーズには操作しやすい4.3型ワイドタッチパネルや、無線LAN接続、簡単にスマホ接続ができるなど、使いやすいポイントがたくさんあります。

(※1:算出条件はエプソンのホームページをご確認ください。本媒体上の他者商標の帰属先は、エプソンのホームページをご確認ください。)

まとめ & 実践 TIPS

春休みは進級前の総復習に最適な期間です。家庭用プリンターを使えば、1年間の総復習の強い味方になってくれるでしょう。

まずは本記事でご紹介した学習計画のフォーマットを使って春休みの学習計画を立ててみてください。学習を進めるときは、マス目やお手本があるプリントや教材の問題をコピーして使いましょう。何度でも手軽に同じ問題を解けますので、苦手分野の反復学習を効率的に進められますよ。

計画的に春休みの学習を進め、新学年のスムーズなスタートにつなげましょう。

出典:
長期休みの学習計画に関する調査
(調査方法)WEBアンケートによるベネッセ調べ
(調査対象)全国の小学生・中学生・高校生のお子さまがいる保護者のかた
(有効回答数)706名
(調査期間) 2022年1月7日~2022年1月23日)

伸ばしたい基礎力に関する調査
(調査方法)WEBアンケートによるベネッセ調べ
(調査対象)全国の小学生・中学生・高校生のお子さまがいる保護者のかた
(有効回答数)949名
(調査期間) 2022年1月14日~2022年1月28日)

監修プロフィール

門川良平

元小学校教員・学習ボードゲームデザイナー。民間企業での教材開発、公立小学校での教員、学習事業のプロデューサーを経て、すなばコーポレーション株式会社を設立。オリジナル開発した小学生からのSDGsゲームや様々な教育コンテンツを通じて、各地の企業・自治体との連携を進める。代表作「子どもと大人のSDGs学習ゲーム Get The Point」「数を楽しむカードゲーム ミーデン 」

プロフィール



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