トイレトレーニング特集

同い年のお友だちが
トイレトレーニングを始めた
と聞いて焦っている保護者のかたも
いらっしゃるかもしれません。

トイレトレーニングは
始めなくてはいけない時期が
決まっているものではありません。

お子さまの成長に合わせて、
一緒に楽しみながら
練習をしていくことが大切です。

トイレトレーニングを
始めるのに
おすすめのタイミング

目安は1歳半〜2歳頃

トイレトレーニングの開始の目安は、1歳半~2歳頃です。ただし、1歳半~2歳頃のスタートが多いだけで、必ずしもこの月齢に始めなければならないという決まりはありません。あくまでも、お子さまの成長を見ながらトイレトレーニングを開始しましょう。
トイレトレーニングを開始するのに最適な目安は下記の3つと言われています。

「トイレトレーニング」
のはじめどきは3つの項目をチェック!

  • 体の発達をチェック!

    立って歩くことができれば、自分でトイレに行くことができます。 尿意を感じる機能も育ってきます。

  • おしっこの間隔をチェック!

    おしっこをためる機能が未発達だと、失敗しやすく回数も増えて大変。

  • 心の発達をチェック!

    自分の気持ちを伝えられるか?
    おしっこが出そう(出た)を言葉やしぐさで伝えられることでトイレトレーニングをスムーズに始めることができます。

トイレトレーニングの開始時期

トイレトレーニング開始に
おすすめの季節は初夏〜夏

トイレトレーニングにおすすめの季節は、初夏から夏です。その理由は、薄着の季節で脱ぎ着が楽であること、洗濯物が乾きやすいからです。冬の場合は、重ね着をしていたり、レッグウォーマーを着用していたりなど、着替えに手間がかかります。また、洗濯物も乾きにくいため、負担感も増してしまうかもしれません。とはいえ、お子さまの発達やトイレへの興味に合わせてスタートするのが一番。季節にこだわりすぎなくても大丈夫です。

いつまでに、
オムツがはずれてないといけない?

この時期までにトイレトレーニングが終わっていなくてはいけないという決まりはありません。しかし2歳以降に保育園や幼稚園に入園をする際、オムツが取れていることが望ましいと園から伝えられることがあるかもしれません。

お子さまの年齢に合わせた
トイレトレーニングも重要

トイレトレーニングは、排泄に対する理解の進んでいる3歳と、理解が弱い1歳・2歳では大切なポイントが少しずつ変わってきます。

より詳しく! 
トイレトレーニングの始め方

トイレトレーニングの
具体的な進め方

大まかなトイレトレーニングの流れは 以下のチャートを参考にしてください。まずお子さまにトイレに興味をもってもらうことが大切です。トイレに入ることを嫌がらないようにトイレ内は明るく清潔にしておきましょう。お子さまがトイレに行くことに抵抗がないようなら、タイミングをみて、おうちのかたがトイレに誘ってみましょう。上手にトイレができるようになる経験をくり返していくうちに、自分から「トイレに行く」と言えるようになってくるはずです。

トイレトレーニングの流れ

上手に
トイレトレーニングを
成功させるコツ

「自分でやってみたい!」というお子さまの気持ちを高めるグッズを用意してあげましょう。例えば 、応援カレンダーを使ってうまくできたときにはシールをカレンダーに貼ってあげたり、オムツを卒業できたらメダルをあげてもいいかもしれません。

そのほかにも音楽が流れる楽しいおまるや、かわいいキャラクターのパンツなど、トイレトレーニングをサポートしてくれるアイテムがたくさんあります。お子さまの好奇心をくすぐりながら、上手に向き合ってあげるのがいいでしょう。

楽しみながらトイレトレーニングを
するのが成功のコツ

トイレトレーニングには、必ずゴールがあります。個人差のあるトレーニングなのでお子さまのペースで進めていくことが、成功の秘訣です。早い子もいれば、のんびりペースの子もいます。オムツ卒業までの道のりを楽しみながらチャレンジしてください。

みんなの成功・失敗体験談を
見てみよう

どうしてもうまく
トイレトレーニングが
できない。
どうしたらいい?

保育園や幼稚園の入園時期が迫っていたり、何度も失敗が続いてしまうと、保護者のかたも焦りやイライラが募ってしまうこともあるでしょう。そんなときは、「みんな最初はうまくできないもの」と考え、焦らないことが重要です。お子さまが成長する過程のひとつとして捉え、失敗しても「次はがんばろうね!」と声をかけてあげましょう。

無理しないで、
1回トイレトレーニングを
お休みしてみるのもあり!

いったんトイレトレーニングを休憩するのもひとつの方法です。保護者のかたが焦っているとお子さまにも伝わってしまい、トイレに行くことが嫌になってしまうことがあります。お子さまがトイレを「嫌なところ」と思ってしまったら、トイレトレーニングは進みません。
「ちょっとパンツはお休みしようね」などと声をかけ、思いきってオムツに戻すのも、選択肢のひとつです。掃除や洗濯の心配、外出時の不安がなくなるだけで、保護者のかたの気持ちは楽になるはずです。