「男の子」と「女の子」でこんなにも違う!?小学生が伸びる勉強法

子育てをされていて「男の子と女の子は、随分違うな」と感じたことは、どなたでもあるのではないでしょうか。だとしたら、男女の性質に応じた勉強法もあるはず。ステレオタイプになりすぎることは良くありませんが、男女の特性の傾向を押さえた勉強法は効果的です。しっかり取り入れて、お子さまが伸びる土台作りをしていきましょう。

この記事のポイント

学習到達度調査(PISA)でも見られた男女の違い

男女の特性の違いは、OECDが実施した2015年度の学習到達度調査(PISA)でも明らかになっています。
日本では、数学的リテラシーと科学的リテラシーにおいて男子が女子を上回り、読解力では女子が男子を上回っています。
一般的にも、男の子は理系科目が得意であることが多く、女の子は語学が得意であることが多いと言われますが、それに通じる調査結果となっていることが興味深いですね。

男の子は挑戦と競争をうまく取り入れて

小学生の男の子は、好奇心旺盛で、細かなことは気にせず突き進む傾向が強いと言われています。また、競争など競うことも好きな傾向があります。
これらの特性を勉強にもうまく取り入れていくとよいでしょう。

細かなことを気にせず、突き進むエネルギーを持つ男の子は、ドリルにコツコツ取り組むなど、細かなステップに従って積み上げるような学習を「まどろっこしいな」と面倒に感じることが多くあります。

その一方で、少し難しい問題を渡して「これ、できるかな? 難しいよ!」と挑戦心に火をつけたり、「誰が最初に解けるかな?」「●分以内に解けたらすごい!」と競争心をあおったりすると、がぜんやる気を見せることもあります。男の子には、このような意欲に火をつける声かけが非常に効果的なのです。
難しいものを攻略する、競争に勝つといったゲームの要素も取り入れて、勉強を進めることで、「もっとチャレンジしたい」との知的な欲求も醸成されていくことでしょう。
また、男の子は興味の対象が生まれると勉強中でもそちらに向かっていってしまいがちな面もあります。そのため、「今から●時までは集中して取り組もう」といったある程度の見張りも必要と心がけておきましょう。

女の子はスモールステップで達成感を大切に

女の子は、コツコツ型で細かなことにも丁寧に取り組める傾向にあります。その一方で、細かな点を気にするあまり、先に進めなかったり、難しいものや初見のものに恐怖心を抱いてしまったりしがちなものでもあります。

そのため、勉強も「算数の面積の苦手をつぶす」とざっくりした目標を掲げるより、「面積のドリルを1日に3枚やる」とタスクにまで分解した目標にしてあげると効果的。スモールステップに落とし込んだほうが、1歩1歩進んだという達成感を得やすいのです。

さらに、難しい問題に挑戦する際には、着眼点や考え方のヒントを与えることが効果的です。コツコツ型の女の子は、1つひとつのステップを理解した上で次に進むと理解度が高まります。

また、女の子は、共感や励ましを糧にしていくことが多い傾向があります。そのため、「毎日コツコツ取り組んでいてえらいね」「こんな難しい問題も解き切れたね。すごいね」といった寄り添いの言葉をかけることで、自分の頑張りを実感し、自信につなげていくことができるでしょう。

まとめ & 実践 TIPS

男の子と女の子の性差は、絶対的なものではありませんが、ある程度の傾向は見られるものです。自分に合わない勉強法を続けていくのは、男女ともに辛いもの。男の子は挑戦と競争を、女の子はスモールステップとコーチング的な寄り添いを取り入れることで、お子さまが意欲的に学習を進めていけるようにしましょう。

出典:
※1
文部科学省・OECD生徒の学習到達度調査(PISA)の調査結果
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-chousa/sonota/detail/1344310.htm

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