中学生にとって通信教育と学習塾どっちがいい? 教え方のプロだから知っている3つの比較ポイント

「学習塾と通信教育どっちがいい?」と聞かれたら、どちらを選びますか?

通信教育とは、学習塾と同様に多くの中学生が利用する学習方法です。塾か通信教育かで迷ったら、3つのポイントで比較してみましょう。

この記事のポイント

ポイント1:お子さまの性格

学習塾と通信教育のどちらがよいか検討する時の1つめのポイントは、お子さまの性格です。

マイペースに1人で勉強したいお子さまなら通信教育が合っていますし、常に先生に質問できる環境で学習したり勉強仲間を作ったりしたいお子さまの場合は学習塾が合っています。

学習塾でも個別指導塾の場合は、お子さまと講師との相性もチェックしましょう。

ポイント2:お子さまの学年・学習目的と学習習慣の有無

2つめのポイントは、お子さまの学年や学習目的です。

多くの場合、1・2年生は小学校の復習・学校補習・定期テスト対策が中心。学習習慣づくりが目的になる場合もあります。3年生は高校受験対策が中心です。

1・2年生で学習習慣がないなら、定期的に通う学習塾のほうがおすすめ。学習習慣が身についているなら、通信教育でも大丈夫です。

3年生の場合は、受験対策が遅れているなら学習塾のほうが効果的です。個別指導塾であれば学習状況と志望校のレベルを見据えてカリキュラムが作られます。お子さまが勉強をサボってしまった時も、きちんと叱ったり学習の進め方や学習量を調整したりといったサポートがあります。

ポイント3:通信教育の費用と学習塾の月謝

3つめの比較ポイントは、費用です。

文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」では、中学生の「学習塾費」と通信教育を含む「家庭教師費等」について以下の結果が出ています。

<中学生に関する学習塾費と家庭教師費等の調査結果>

● 公立中学校の場合
 ・学習塾費:年間40万円以上が最も多い
 ・家庭教師費等:年間5~10万円が最も多い
● 私立中学校の場合
 ・学習塾費:年間10~20万円が最も多い
 ・家庭教師費等:年間1~5万円が最も多い

受講内容で金額は大きく変わりますが、全体としては学習塾を利用するほうが出費は大きくなるでしょう。

通信教育には、夏期講習・冬期講習等による高額な追加費用が発生せず予算を立てやすいというメリットもあります。学習塾では、講習で学習の遅れを取り戻したり受験対策を効果的に進めたりするため、数コマ~数十コマの追加受講で数万単位の追加費用が発生するのが一般的です。

費用を抑えるなら通信教育、お金はかかってもお子さまに合った学習を重視するなら学習塾を選ぶとよいでしょう。

ちなみに、普段は通信教育のみで、遅れを取り戻す時は塾の季節講習を受講するというハイブリッド型の選択も可能です。

まとめ & 実践 TIPS

学習塾か通信教育かの二択で迷ったら、次の3つのポイントで比較してお子さまに合うほうを選びましょう。

 ● お子さまは1人で学習するのが好きかどうか
 ● お子さまの学年・学習目的と学習習慣の有無
 ● 予算はどのくらいか

パンフレット等も見ながら、じっくり検討してみてください。

出典:
平成30年度子供の学習費調査 2 調査結果の概要|文部科学省
https://www.mext.go.jp/content/20191212-mxt_chousa01-000003123_03.pdf

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