小学生の通信教育と学習ドリル、どっちがいいか比較してみた!【教えるプロの解説付き】

学習習慣づくりに大切な小学校時代。高学年になると中学受験勉強を始めるお子さまも少なくありません。小学生のお子さまの勉強でよく利用されるのが、市販の学習ドリルや通信教育です。

家庭学習習慣づくりや中学受験など、お子さまに合った教材の選び方を元塾リーダー講師が解説します。

この記事のポイント

習熟度に細かく対応させるなら学習ドリル

最も重要なポイントは、お子さまの習熟度に合ったレベルの教材を選ぶことです。

通信教育の場合、レベル別にコースが用意されているケースと1冊のテキストに複数のレベルの問題が含まれているケースがあります。

1冊のテキストにまとまっている場合は、お子さまに合ったレベルの問題があまりなく、十分に演習できない可能性があるので要注意。もしレベル別コースがあるなら、苦手な科目は基礎・標準レベル、得意な科目は発展レベルというように、お子さまの大まかな習熟度に合わせて選べます。

一方、学習ドリルなら基礎から発展までさまざまなレベルが売られています。分野別の教材もあり、「算数の図形だけ基礎をやりたい!」といった場合にピンポイントで学習できるというメリットも。

習熟度に細かく対応させるなら、学習ドリルがおすすめです。

学習習慣づくりはどちらでもOK

家庭学習習慣の有無や受験対策など、特定の目的・目標も教材選びにとって重要です。

学習習慣が身についているお子さまは、学習ドリルでも自主的に進めていけるでしょう。しかし、これから学習習慣をつけたいという場合は通信教育のほうが楽しく進められるかもしれません。

通信教育には、お子さまのやる気を引き出す仕組みがあります。勉強したくなるような楽しい読み物があったり、1回の勉強時間が短く設定されていたり、タブレットで学習できるコンテンツを取り入れたりなどの工夫があるのです。

疑問が出てきた時にすぐ質問できるサポート体制があるのも、お子さまのつまずき解消につながるでしょう。

「いきなり通信教育を始めるより学習ドリルで様子を見たい」という場合は、お子さまが8割ほど理解できるレベルの学習ドリルを使い、1日5分から取り組んでみてください。

お子さまの様子を見ながら、学習ドリルで進めるか通信教育にするか検討しましょう。

中学受験勉強なら通信教育

受験対策をするなら通信教育のほうがおすすめです。基本の受験対策だけでなく志望校に合わせた対策や実力テストによる偏差値チェックなどもできるからです。

タブレットを用いた学習では、英語による会話や難しい算数の特殊算も音声・動画を使って楽しく学習可能。もちろん、分からないところをどんどん質問できるのも大きなメリットです。

学習ドリルだけでは、こうした情報や疑問解決のサポートを得るのは難しいでしょう。

お子さまの学習のしやすさや、情報収集や志望校の検討をしやすくするには、あらかじめポイントがまとまった教材・情報誌が提供される通信教育のほうが便利です。

まとめ & 実践 TIPS

小学生の家庭学習教材として人気の高い学習ドリルと通信教育の教材。家庭学習習慣をつくる目的なら、どちらでも構いません。

しかし、もし「分野別の対策がしたい」という場合は、学習ドリルのほうが目的に合った教材を見つけやすいでしょう。中学受験に向けた学習をするなら、受験情報も提供される通信教育がおすすめです。

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