磁石の力を体感!手作りゲームで自然科学に興味をもつきっかけを【おうちで知育工作】
お子さんが自然科学に興味を持つきっかけは、普段の遊びのなかにもたくさん潜んでいます。
近年、学校現場では探求的な活動が重視されています。探究的な活動には、自然科学的な興味関心が欠かせません。
今回は、磁石を使った遊びを通して磁力を体感することで、磁石の性質に興味が持つきっかけになるような工作をご紹介します。
ぜひ親子で一緒に作って楽しんでみてください。
先日8歳の息子が学校から持って帰ってきたフェライト磁石で、5歳の娘が遊んでいると……
「ママ! 磁石が追いかけっこしているよ!!!」
どれどれ……おーなるほど。
二つの磁石を並べ、一つの磁石を動かすと、反発してもう片方の磁石も動くのを発見したようです。
そこで、先日近所の川で見かけたカモの親子をモデルに、猫やヘビ等の野生動物や、ジグザグ道を抜けて、迷子の子ガモを母ガモのところに送り届けるゲームを考えてみました。
「猫の親子」「犬の親子」などでも、同じように作ることができます。
かわいい赤ちゃんや怖そうな野生動物を、お子さんと作ってみてくださいね!
用意するもの
フェライト磁石 2個
※作り方1の写真に写っている黒い磁石です。100円均一等でも購入が可能です。
画用紙
段ボール
紙コップ
・使うもの
はさみ
色鉛筆やカラーペン
テープ
作り方
1. 画用紙を長方形に切り抜きます。短辺は磁石の直径と同じ長さに、長編は磁石の直径+1cmにしましょう。
2. 切り抜いた画用紙を縦長に置き、下1cmを残して、子ガモの絵を描きます。
3. 「2」の画用紙を、下1cmで折ります。磁石にテープを輪にして貼り、画用紙の折ったところを、写真のように貼り付けます。
4. 「1~3」と同様に、もう一羽子ガモを作ります。
5. 猫のトンネルを作ります。逆U字型に画用紙を切り抜き、下1cmを残して猫の絵を描きます。U字の「凹」の部分は、子ガモが通れる大きさを開けましょう。
6. 「5」の下1cmを互い違いに折り、それぞれをテープで土台(床や机等)に留めます。
7. ジグザグ道を作ります。段ボールを10cm四方に切り取り、中心に波線を描きます。草等の絵を描いてもよいですね。
8. 波線に沿ってハサミで切り取りましょう。この隙間が子ガモが通るスペースになります。輪にしたテープで土台に固定しましょう。
9. ヘビのトラップを作ります。画用紙にヘビの絵を描き、切り取ります。交互に置き、輪にしたテープで土台に固定します。
10. ゴールになる母ガモを作ります。紙コップを伏せ、子ガモが通れるアーチを開けます。穴をまたぐように、母ガモの絵を描きます。
遊び方
1. 母ガモ(ゴール)を置き、子ガモと母ガモの間にトラップを配置します。これで準備完了!
2. それでは、ゲームスタート! 1羽の子ガモを、もう1羽に近づけると……そろりそろりと動きます。このように2羽を動かして、母ガモのところへ連れて行きましょう。
3. ネコに気付かれないように、そーっとトンネルを通ります。猫にぶつからないように、気を付けて!
4. ジグザグ道も、うまく通れるかな? 2羽を上手に動かして、カーブにそって曲がりましょう。
5. 最後はヘビのトラップです。ヘビにぶつからないように、そーっとそーっと……
6. 上手に通り抜けることができました!
7. 紙コップのアーチに入ったら……お母さんの元にゴール!!! 無事に戻れて、良かったね!!!
参照:
大人が理科を楽しむ姿勢を見て、理科好きの子が育つ
https://benesse.jp/kosodate/201605/20160525-1.html
「磁石の力を見てみよう」家庭でできる実験遊び(1)[心と体を育む親子遊び]
https://benesse.jp/kyouiku/201003/20100318-1a.html
おすすめのアプリ限定特集
お子さまに関するお悩みを持つ
保護者のかたへ
- がんばっているのに成績が伸びない
- 反抗期の子どもの接し方に悩んでいる
- 自発的に勉強をやってくれない
このようなお悩みを持つ保護者のかたは多いのではないでしょうか?

お子さまの年齢、地域、時期別に最適な教育情報を配信しています!
そのほかにも、学習タイプ診断や無料動画など、アプリ限定のサービスが満載です。
ぜひ一度チェックしてみてください。
この記事はいかがでしたか?