仕事と育児の両立には「貯蓄のできる家計」の実現を

未だ多くの地域で課題とされている待機児童問題のため、出産後にすぐに預けて仕事復帰したい、切実な思いに、悩んでしまう母親も多いだろう。ファイナンシャルプランナーの中上直子さんにアドバイスをいただいた。

 


仕事と育児の両立には「貯蓄のできる家計」の実現を

 

幼稚園と保育園を一体化した「総合こども園」を増やし、比較的定員に余裕のある幼稚園を活用して待機児童の解消をめざすという流れが出てきています。総合こども園では、共働き家庭・片働き家庭を問わず就学前の子どもを受け入れ、標準的な時間に加えて、保育を必要とする子ども(3歳未満を含む)には、保護者の就労時間に応じて保育を行うものです。すぐ預けたいときには、「親など手助けの得られる人を確保する」もしくは「職場か手助けしてくれる人の近くに転居する」という手段もあります。

 

もしくは、お金で解決する方法をとることも可能です。つまり、育児サービスなどを利用するということです。公立の保育施設が難しい場合は、保育料が多少高くても安全に子どもを預かってくれる民間保育施設にあたることになりますし、ベビーシッターなどを頼むことになるかもしれません。

 

子育て環境を整えるために、仕事と育児を両立するために使えるお金の用意があれば、精神的に余裕が生まれます。月々の収入でいざという時の育児費なども賄えるのなら、そのお金は将来の子どもの教育費などにスライドすることもできます。必要経費は割り切って使いつつも、『貯蓄のできる家計』のために、年に一度は子どもの成長に合わせた家計の見直しや予算の組み替えも行っていきましょう。

 

出典:子どもを預けて働きたい人の子育て費用を考える -ベネッセ教育情報サイト

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