家計管理の極意は「選択」と「集中」にあり! 固定観念にとらわれずに費目の見直しを

家計管理の極意は「選択」と「集中」にあり! 固定観念にとらわれずに費目の見直しを消費税は2014(平成26)年4月より8%に、2015(同27)年10月より10%に上がろうとしている。学校の入学金・授業料・教科書代など、消費税がかからない費目もあるが、家計への影響は大きい。教育費を確保するため、家計をどのように管理していけばよいか、ファイナンシャル・プランナーで自身も大学生の子どもを持つ中上直子氏に教えてもらった。

 

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一般的に家計を改善するには、収入を増やすか、支出を減らすかのどちらかです。子育て世代は、住宅ローンや教育費など何かと負担が多いもの。家計を改善するためにすぐにできることは「支出を減らす」ことです。特に有効なのが、ローンがある場合は「ローンの完済」です。すぐに完済できない場合は、借り換えや繰り上げ返済ができるかどうか検討してみましょう。高い金利のローンを優先的に返済していくのが効果的です。

 

次に支出の費目に優先順位をつけて、優先度・必要度の低いものから固定観念にとらわれずに見直していきましょう。たとえば、車を所有している場合、維持費の負担も考えて手放す、所有し続ける場合は自動車ローンを早めに返済する、買い替え時には全額キャッシュで購入し再びローンを組まない……という具合です。

 

マイホームを購入する、子どもに教育を受けさせる、保険に入る、車を所有するなど、限りある収入をどのように振り分けていくかが大切です。振り分けて使う費目を「選択」し、優先順位をつけて支出を「集中」させることこそが、家計管理といえます。住んでいる地域、家族構成、価値観などにより、何が必要か、何を選択するかが変わります。また、収入そのものが減ってしまう場合は、大胆な方針転換が必要になるかもしれません。優先順位を決めて、資金がかかるものに支出を集中させていくことが、変化に負けない家計管理の極意といえるでしょう。

 

出典:変化に負けない家計管理で子どもにかかるお金を確保する -ベネッセ教育情報サイト

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