お小遣いの使い道、把握しているのは約5割?

アンケート期間 2011/10/19 回答者数:2,636人
アンケート対象:本サイトメンバー 小学生以上の子どもがいる保護者

※百分比(%)は小数点第2位を四捨五入して表示した。四捨五入の結果、各々の項目の数値の和が100%とならない場合がある


さて、今回は小学生以上のお子さまをお持ちの保護者が、お子さまのお金の使い道についてどの程度把握しているか紹介します。さらにお小遣いやお金のこと全般の疑問や困っていることについても伺っています。
お小遣いをテーマにしたアンケート結果は、2008(平成20)年にも公開しています。





子どものお金の使い道、事前事後確認は約3割

お小遣いや渡したお金で、お子さまが購入するものを保護者がどの程度把握しているかを伺ったところ、以下のような結果が出ました。

【図1 お子さまがお小遣いまたは渡したお金で何かを購入するとき、保護者のかたはどの程度把握していますか? 近いものをお選びください】

図1 お子さまがお小遣いまたは渡したお金で何かを購入するとき、保護者のかたはどの程度把握していますか? 近いものをお選びください

「子どもが何を購入しているか把握している」という保護者と、「把握していない」という保護者が、ほぼ半々の割合に分かれました。「事前に何を買うか確認し、事後にも買ったものを確認する」という保護者は、約3割に過ぎません。
「把握している」「把握していない」それぞれの理由を見てみましょう。

☆子どもが何を購入するかを把握している理由
●うちはお小遣い制ではなく、お手伝いのご褒美にお金を渡します。いわば労働の対価ですから、基本的に子どもが自由に使えばよいと考えています。ただし、うちの子は小学生。まだ自分の行動に自分で責任をとれる年齢ではなく、わたしたち親には、子どもが何を買っているのかを把握する責任があるとも思います。そのため、何を買ったかを事後確認するようにしています(小6の保護者)
●年齢的に、お金の自己管理はまだ無理。勝手にゲームソフトを買わないよう、事前にも事後にもチェックしています(小5の保護者)
●与えている金額以上の買い物をしていないかどうかをチェックするためです(小4の保護者)
●何かを買うことについて、子どものほうから相談してくるので、自然と把握することになります。買ったあとにも報告してくれます(小4の保護者)
●子どもが何かをお小遣いで買うときは、事前にも事後にも必ずわたしが確認します。無駄遣いをさせないためです(小2の保護者)
●買い物にはいつも子どもと一緒に行きます。自分のお小遣いで何か買うときも、「ママ、これ買ってもいい?」と聞いてくれるので、自然と把握できています(小2の保護者)

☆子どもが何を購入するかを把握していない理由
●もう高校生ですから、本人を信用しています(高校生の保護者)
●子どもを信頼しているため(高校生の保護者)
●以前は何を買ったのかを報告させていたのですが、親に文句を言われないよう嘘をつくようになってしまいました。そこで、親はなるべく干渉しないことにしたんです。自分が高校生だったころを振り返っても、親が考えているより自分はずっと大人のつもりでしたし、行動に責任を持とうとしていたと思います。正直、不安もあるものの、今は子どもを信じて見守ろうと考えています(高校生の保護者)
●子どもは中学生になって、心身ともにとても成長しました。お金の使い道も自分で管理できるようになったと感じています。そのため、何を買ったかをいちいちはチェックせず、月末に確認すれば十分だと考えています(中3の保護者)
●自分でやりくりできるようになってほしいので、子どもの自主性に委ねています(中3の保護者)
●わたしは、お小遣いとは自分で責任をもって計画的にお金を使う練習だと考えています。だからある程度は、子どもに自由に使わせたいんです。もっとも、完全に自由にするにはまだ少し不安があるため、ときどきチェックしています(小6の保護者)
●自分で考えて判断できるようになってほしいから(小2の保護者)

「子どもが何を購入するかを把握していない」という保護者に目立ったのは、「子どもの自主性を尊重したいから」「自分で判断できるようになってほしいから」といった理由でした。とくに、高校生以上の保護者からは「もう大きいので任せる」ということのようです。「把握している」という保護者も、子どもの意思を大切にしようとする気持ちは共通しているようで、「年齢的にまだ行動に責任を持てないから、お金の使い道をチェックしている」という声がたくさん寄せられていました。


お小遣い、気になるのは金額や使途・リスク管理や教え方など

多くの家庭で少しずつお金の使い方に慣れさせ、信頼をつくって任せていきたい……という様子が見られましたが、保護者の心配の種やちょっとした疑問はあるようです。そこでお子さまのお小遣いやお金に関する悩みや心配、ほかのかたに聞きたいことなどを伺いました。

☆お小遣いやお金のことで困っていること・わからないこと・ほかのかたの意見や状況を知りたい、などがありましたらぜひ教えてください。

(金額・何歳から?)
●アルバイトをしている息子に、親がお小遣いを渡す必要があるでしょうか? 必要があるとしたら、どれくらいの金額が妥当でしょうか?(大学生の保護者)
●お小遣いの平均金額を知りたいです(小6の保護者)
●お小遣いって、いつごろから渡し始めればよいのでしょうか(小1の保護者)
●年齢別にどれくらいの金額をお小遣いとしてあげているか(小3の保護者)

(お金についての教え方)
●お金の上手な使い方を教えたいのですが、何か良い方法はないでしょうか(小5の保護者)
●うちの子は小3なんですが、お金の仕組みについてどこまで教えたほうがよいでしょうか。義母は、子ども名義の通帳を作ってATMから現金を引き出す練習までさせるべきだと主張します。わたしは、いくら何でもそれはまだ早いと思うんですが……(小3の保護者)
●小4の娘は金銭感覚に乏しいのか、お小遣いをまったくほしがりません。無駄遣いが激しいのは困りますが、お金にまるで関心がないのも考えものです。お金の大切さや便利さ、そして怖さなどをどう教えたらよいでしょうか(小4の保護者)

(お小遣いの範囲・使途)
●携帯電話の料金は、子どものお小遣いから引いていますか?(高校生の保護者)
●小学生のお子さまに月1,000円以上あげているかたにお聞きします。お子さまは、何をお小遣いでまかなっていますか? 衣類や学用品など生活に必要なものは保護者が買っていれば、小学生の毎月のお小遣いにお札は不要な気が、少なくともわたしにはします。一方、生活に必要なものもお小遣いで買うとなると、今度は金額が不足しがちになるのではないでしょうか(小4の保護者)

(お小遣いの管理・リスクなど)
●子どもが親戚からもらうお小遣いはどうやって管理されていますか?(中2の保護者)
●子どものお小遣いの使い道に、親はどの程度干渉すべきか。自由に任せたいものの、そこまでは踏み切れません。皆さんはどうされていますか?(小3の保護者)
●友達とお金の貸し借りをしないかが心配です(小2の保護者)

お小遣いの管理や、金銭教育についてはBenesse教育情報サイトでも専門家のコラムで紹介していますので、ぜひ参考になさってください。


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