腕によりをかけて

 

森上展安先生(森上教育研究所所長)


 生活に必要な「衣食住」のうち、幸いお子さまの通うはずの私立中学には大抵、制服があるから「衣」については気をつかわなくてすむ。なくても学大附属のようにいろんな制服を着て楽しむ、という手もあって、ともかく気にしないでよい。

 又、「住」については、中学生になれば個室を欲しがるだろうから、その個室の使い方に注意しさえすればむしろこれまでより双方に楽である。
 
 つまり、以上の2つについてはかなり手を抜けるのだけれども、このうち「食」についてだけはこれからの6ヵ年に一番気を入れてやって頂きたい、と思うのだ。というのも、家庭から食事時の団欒をのぞくと親子の会話の機会は全く、といってよいほどなくなる可能性が高い。

 そこで一番のやり方は、うまくてボリュームのある家庭食を腕によりをかけて毎朝毎晩毎昼食(つまり弁当)を振る舞うことである。

プロフィール

森上展安

森上展安

森上教育研究所(昭和63年(1988年)に設立した民間の教育研究所)代表。中学受験の保護者向けに著名講師による講演会「わが子が伸びる親の『技』研究会」をほぼ毎週主催。

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