[調査]小・中・高校生の6割には「なりたい職業がある」

ベネッセの「子ども生活実態基本調査」

ベネッセ未来教育センターとベネッセ教育総研が2005年4月に統合し、『Benesse教育研究開発センター』に名称が変わりました。これまで蓄積してきた研究成果を踏まえ、さらに「子どもたちのよりよい生活および学習環境のあり方」を多角的に調査、研究、発信していくことを目的としています。

小・中・高校生を対象とした「子ども生活実態基本調査」もその活動の一環で、2004年11月から12月にかけて、約1万5千人の小学校4年生〜高校2年生を対象に、起床・就寝時刻、テレビ視聴時間、パソコン・携帯電話使用、親子・友人関係、なりたい職業意識や学習の取り組み方などを、多面的に調査しています。今回は、「将来の職業」に関する調査結果についてまとめてみました。

6割以上の小・中・高校生には「なりたい職業」がある

先日、第一生命保険が実施されている「なりたいもの調査」結果が紹介されていました。この調査の対象は、全国の未就学児と小学生です。大人になったらなりたいもののトップは、男子が「野球選手」、女子が「食べ物屋さん」となっていました。

Benesse教育研究開発センターの「子ども生活実態基本調査」でも、「将来なりたい職業」を聞いています。小学生と中学生のトップは、男子は「野球選手」、女子は「保育士・幼稚園の先生」、高校生は、男女ともに「学校の先生」がトップでした。

また、「将来なりたい職業はありますか」という問いに対して、小学生の63.4%、中学生の62.0%、高校生の66.8%が「ある」と回答しています。男女別のスコアは、女子のほうが男子よりもどの学校段階でも約10ポイント高くなっています。女子だけで見ると、小学生では69.4%、中学生で67.6%、高校生では73.2%と7割前後が「なりたい職業がある」と回答しています。

父親との会話は「社会の出来事やニュース」

「将来なりたい職業がある」と回答した小・中・高校生のうち、小学生で67.5%、中学生で61.2%、高校生で59.6%が「その職業につくために努力している」と回答しています。何を努力すればよいかは、本やインターネットなどで調べたり人に聞いたりしないとわかりません。「どうしたらその職業につくことができるのかを調べている」のは、小学生で48.7%、中学生で60.7%、高校生で82.6%という結果です。

子どもにとって職業に関する身近な相談相手となる大人は、学校の先生や親でしょう。そこで、親子での会話に関する調査結果を紹介します。小・中・高校生ともに、「学校でのできごと」や「勉強や成績のこと」、「友達のこと」について、お父さんよりもお母さんとよく話をしています。

特に、中・高校生になると「友達のこと」についてお父さんと話すのは約24%に減り、お母さんの半分以下になってしまいます。お父さんとお母さんとのスコアの差が比較的小さいのは、「将来や進路のこと」、「社会のできごとやニュース」についてです。職業を含めて将来のことなどの話題は、どちらかというとお父さんの役割なのかもしれません。

Benesse教育研究開発センターでは、この「子ども生活実態基本調査」の速報版を公開していますので、あわせてご覧ください。

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