学校と地域が協力する「学社融合」・栃木県鹿沼市立石川小学校

このコーナーでは、全国の学校での新しい取り組みをご紹介していく予定です。

子どもの学力低下が大きな社会問題となっていますが、同時に大人の教育力の低下も問題となっています。大人の教育力とは、学校の教育力、家庭の教育力、そして地域の教育力があげられるでしょう。

今回は、学校が地域とともに教育力を高める取り組みを行っている栃木県鹿沼市にある市立石川小学校をご紹介します。この小学校の取り組みは、学校教育と社会教育(地域)が融合して取り組んでいるということで、「学社融合」と呼ばれています。

石川小学校では、音楽、国際理解などのテーマごとに担当の先生と自分の知識や技術を生かしたい保護者や地域の有志とで「学習支援委員会」という組織を構成し、この委員会で活動の計画立案なども行っています。これと、国際交流市民組織(「グローバル・グループ」)やKLV(鹿沼図書館ボランティア)などの既存の組織が連携することで、活発でスムーズな運営が実現しているようです。13のテーマに分かれた活動は、正規の教科活動として行われるものと課外活動として行われるものとに分かれています。この活動によって、児童が本物にふれたり、その道の専門家の指導を受けられること以外にも、保護者の参加で、担任一人では目の行き届かない部分を補えるというメリットがあるようです。さらに、保護者参加の大きなメリットとして、活動を通して教師と保護者の信頼関係が構築されます。その結果、石川小学校では、保護者も含めた多くの目で子どもたちを育てているため、いじめも不登校もほとんどないそうです。

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