敬老の日 コロナ渦で会いに行けない祖父母にどう感謝を伝える?
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敬老の日には日頃なかなか伝えられない「ありがとう」という気持ちを、祖父母に伝える機会にしたいですね。しかし今年はコロナ渦の影響で、祖父母に会いたくても会いに行けない状況が続いています。そのような中で、どうすれば感謝の気持ちを伝えることができるのでしょうか。
2020年の敬老の日は9月21日
敬老の日はその昔「としよりの日」と呼ばれており、1947年に兵庫県で行われた敬老行事がきっかけで1950年にその運動が始まりました。としよりの日からの1週間は、「老人を敬い慰め、励ますとともに、老人福祉に対する国民的理解を促進し、老人自身もまたその立場を自覚し、新しい社会建設に参加する」をテーマにさまざまな活動が行われるようになったのです。
その後1966年に「敬老の日」と名前を改め国民の祝日になりました。当初は9月15日が「敬老の日」として定められていましたが、2003年の国民の祝日に関する法律の改正によって、9月の第3月曜日に変更され今に至ります。今年の敬老の日は9月21日(月)です。
- 敬老の日は「としよりの日」と呼ばれていた
- 2003年から9月の第3月曜日に改定
- 今年の敬老の日は9月21日(月)
コロナ渦の影響で祖父母に会いたくても会いに行けない
敬老の日がハッピーマンデー制度の導入で現在の日付に変更されてから、連休ということもあって家族みんなで祖父母に会いに行ったり、一緒に旅行に行ったりする人が増えました。しかし今年はコロナ渦の影響で、例年とは少し違った敬老の日になりそうです。
高齢者がコロナウイルスに感染した場合、重症化しやすいといわれています。高齢の祖父母に孫の顔を見せてあげたいけれど、今回は、大切な祖父母に感染させるようなことがあってはならないという理由で、会いに行かないという判断をされるご家庭もあるでしょう。
- コロナ渦の影響で例年とは異なる敬老の日
- 祖父母に感染させないために会いに行かないという判断も
離れていても感謝の気持ちは伝えられる
祖父母に会いに行けなくても、感謝の気持ちを伝える方法はいろいろあります。祖父母に喜んでもらえそうなプレゼントを贈ってみるのもよいですね。敬老の日のプレゼントには、お花やスイーツセットなどが人気のようですが、フォトブックや似顔絵など手作りのプレゼントもオススメです。
また敬老の日にはぜひ、電話、手紙、メールなど言葉で感謝の気持ちを伝えてはいかがでしょうか。祖父母側の環境にもよりますが、オンラインコミュニケーションの対応が可能であれば、TV電話などでお互いに顔を見ながらおしゃべりすることもできるでしょう。このような方法で祖父母に感謝の気持ちを伝えることができれば、きっと祖父母も笑顔になってくれるはずです。子どもからだけでなく、この機会にパパやママからも両親に「ありがとう」の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
- 祖父母にプレゼントを贈って感謝を伝える
- 感謝の気持ちは手紙や、電話、メール、オンラインで伝えることもできる
- パパやママからも親に感謝の気持ちを伝えよう
まとめ & 実践 TIPS
コロナ渦の影響で、今年はこれまでとは違った敬老の日になりそうですが、離れていても感謝の気持ちは伝えられます。敬老の日は長寿を祝うお祝いの日でもあります。祖父母には、ぜひ心のこもった言葉で「ありがとう」を伝えられるとよいですね。
出典:内閣府 「老人の日・老人週間」の経緯
URL:https://www8.cao.go.jp/kourei/kou-kei/elderly.html
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