3児の父、ユージさんも実践中。パパが積極的に関われる遊びとは

<こどもちゃれんじ>30周年特別イベントとして、大阪教育大学教育学部准教授の小﨑恭弘先生を講師に、ゲストコメンテーターにはタレントで3児の父でもあるユージさんを迎えて、2~3歳児の子育てについて話されました。
夫婦で子どもと向き合い、楽しく育児をするコツについて、トークの内容をお伝えします。

体力勝負の遊びこそ、パパが活躍できるチャンス!

育児をするうえで、夫婦で大切にしてほしいのは子どもとの関係性だと言う小﨑先生。子どもは次の3つのことをしてくれる人が大好きなのだそうです。

1.「快」を与えてくれる人
2.安心・安全を与えてくれる人
3.興味・関心を与えてくれる人

「1」は、食事や排泄のお世話をしてくれる人のこと。
人間の感情の始まりは「不快」で、赤ちゃんが産まれてきたときに泣いているのは気持ちが悪いから。その不快を取り除いてくれ、お腹を満たして気持ちいい状態にしてくれる人が、子どもは大好きです。

「2」は、いつも一緒の関わり方、同じことを何度も繰り返ししてくれる人のこと。
たとえば、絵本を読んであげるとき、「好きな絵本をもってきて」と言うといつも同じものをもってくる子どもは多いものです。そして、何度も繰り返し同じものを読んでもらいたがります。
これは、自分の思っていることが実際にその通りになるのがとても気持ちがいいから。世界の中心にいるのが自分だという万能感を感じるのも、この時期に大切なことです。

「3」は、遊びや楽しさがある人、変化をもたらす人のこと。
遊びにもいろいろな種類がありますが、体を使った遊びは、パパがお子さまと積極的に関われる絶好のチャンスだと、小﨑先生は言います。

実際、ユージさんは「授乳などがあるため、どうしてもママよりも触れ合いの密度が薄く、それを悔しく感じたりもしましたが、子どもとはたくさん遊んでいます!
中でも、僕ができるのは体力勝負の遊びです。おうまさんごっこなんて、年子を二人乗せたり。あとは腕立て伏せをやっていると必ず上に乗りたがるので、ほどよい負荷になっていますよ(笑)」。
これには、小﨑先生も「パパにも役割やポジションがあると家族の関係性がよくなりますね。ぜひ、体を使った遊びで、遊びの幅を増やしてあげてください」と太鼓判を押していました。

やってみよう、ブロックや積み木を使った遊び

体を使った遊びとは違う価値観を子どもに与えてくれるのが、ブロックや積み木遊びです。ブロックや積み木遊びに正解はありませんから、自由にいろいろなものを作らせてあげてください。何回失敗しても大丈夫。保護者のかたが一緒に遊んで認めてあげることで、自己肯定感が身に付きますし、空間の認識力も育ちます。

親子で遊べる時期は、幼少期のほんのわずか。何かを無理に教えようとしなくても、一緒に遊ぶ時間の中で子どもは自ら成長していくものです。
わが子が遊ぶ姿をたっぷり、いとおしみながら育児を楽しめるといいですね。

<こどもちゃれんじ>でも、いろかたちブロックや、ねじブロックなどの遊びを通じて学べる教材を用意しています。いろかたちブロックは、1~2歳は凸凹をはめてはずすタイプ、2~3歳はねじでまわすタイプと、お子さまの発達にあわせて開発しました。ぜひ、親子で楽しみながら遊んでみてください。

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