「アート×まちづくり」で取り組む地域貢献活動【変わる大学】

東京造形大学、桜美林大学、女子美術大学、多摩美術大学は相模原市とのコラボレーションにより、地域と共に「アートによるまちづくり活動」を続けています。「アートラボはしもと」は相模原市が市立美術館建設を計画している土地にあった民間のマンション販売センター(マンションギャラリー)を譲り受け、2012年に誕生した美術専用施設です。

親子で多彩なアートを体感する「アートラボはしもと」

「アートラボはしもと」では、東京造形大学の学生をはじめ、美大生や若手作家、子どもたちや市民、商店街、企業、NPOなどが連携して、アートに関わる先進的なさまざまな取り組みを展開しています。「アートに対する啓発事業」「アートにおける人材育成事業」「アートによる地域活性化事業」をテーマに、2012年から続けているこの活動は、地元に根ざした活動として広がり、定着しています。

東京造形大学は、相模原市にある「宇宙航空研究機構(JAXA)」とのコラボレーションによる惑星ランタンを制作するワークショップ、宇宙をテーマにしたデザインを描き、シルクスクリーン技法でTシャツプリントするワークショップをはじめ、和紙のアートづくりや巨大壁画制作などさまざまなプロジェクトを実施してきました。

子どもたちとつくる、東京造形大学のワークショップ

2017年6月に開催された東京造形大学附属美術館企画「ぞうけい!たのしい!〜ミラくるっワンダー〜」では、アートの見せる「不思議」をテーマに、東京造形大学の教員を含めた4人のアーティストが講師となり、絵画、版画、立体、インスタレーション、映像などさまざまなメディアを使って共同制作をするワークショップが実施されました。
たとえば、折り紙を使ってマーブリングアートをつくる「おハながらート・プロジェクト」、もし絵画に耳がついていたら…をテーマにキャンバス全体を顔に見立てて絵画を作る「耳つき絵画を作ろう」、自分がデザインしたオリジナルボールをロープ上で転がす「スチロールボールを転がそう」、いろいろなアイテムを用いて、絵や音を組み合わせたアートを描く「流動もののけ─とろけるコラージュで描こう─」などの親子で楽しめるさまざまなワークショップを開催。会場では参加した子どもたちの自由な発想によるアート作品が次々と生まれていました。学生と地域の子どもたちが一緒になって、頭と身体を使って、アートに触れることで感性を刺激する東京造形大学のワークショップ活動。ここから、未来のアーティストが生まれる日もそう遠くはないかもしれません。
http://www.zokei.ac.jp

<大学からのメッセージ>
東京造形大学は地域に開かれた大学をめざし、美術と社会をつなぐ活動を行っています。「ぞうけい!たのしい!」は子どもたちにアートの魅力を伝えたいという思いから出発し、今年で5年目となります。学生と共にワークショップを通じて、子どもたちに自己表現の楽しさや、アーティストと触れ合う体験の場を企画、提供しています。

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