我が子が第1志望以外の高校に進学 保護者がとるべき態度とは?

我が子が第1志望以外の高校に進学 保護者がとるべき態度とは?今年も入学式のシーズンとなった。この春から子どもが高校生という保護者のかたも多いだろう。残念ながら進学先がめざしていた第1志望の高校ではない場合、保護者はどのように振る舞うべきなのか。安田教育研究所の安田理氏にアドバイスをしてもらった。

 

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高校に入学するかたの中には、進学先が第1志望ではなく、第2志望、第3志望という場合もあるでしょう。第1志望は、そもそも合格が難しいチャレンジ校だった、模擬試験では80%の合格可能性が出ていたのに……など、同じ残念な結果でも状況はさまざまだと思います。また、予想外の結果ですと、本人のみならず、保護者もショックを受けることが少なくありません。

 

たくさんの学校説明会に出かけた、塾のお弁当作りにも力を入れてきた、健康管理にも気を配ってきた……など、一生懸命サポートしてきた保護者ほど、いまだに脱力感に襲われているかもしれません。中学時代のクラスや塾の友達との間で、普段の成績と受験の結果が逆転してしまったケースなど、ショックが二重になることもあります。「○○くんはA高校に受かったのに、うちの子はどうして」「まさか、B高校に進むことになるとは」……近所の人と顔を合わせるのが嫌で、スーパーに買い物にも出かけられない、そんな保護者もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

しかし、倒してしまったハードルのことは忘れて前を向いて走るのが、新たなスタートを切る際の鉄則です。まだショックが残っているようなら、日帰り入浴に行く、少し遠出をしておいしいものを食べるなど、1日も早く気持ちを晴らすことをおすすめします。保護者がいつまでも下を向いていたら、子どもも前に踏みだせません。無理にでも笑顔を浮かべ、大きな声で話しましょう。気持ちを強く持って、先のことだけを考えてください。

 

出典:3月はいろいろ考える時期 進学先が第一志望の学校ではない[高校受験] -ベネッセ教育情報サイト

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