国公立大の一般入試とはどんなもの? 効果的な学習方法が知りたい!

国公立大の一般入試とはどういうものなのでしょうか? 効果的な学習法をお伝えします。


国公立大の一般入試とは?

 国公立大の一般入試の流れは、センター試験後に志望大に出願し、各大学の2次試験(個別学力検査)を受験した後、二つの総合点で判定されます。
 2次試験は各大学が前期日程、後期日程の二つの日程に分けて入試を行う「分離・分割方式」で実施されます。受験生は、前期と後期で出願校を変えてもいいですし、同じ大学を続けて受けることも可能です。また、一部の公立大では中期日程を設けているため、最大3回の受験チャンスがある場合も。
 ただ、前期日程で合格した大学に入学手続きを済ませると、中期・後期日程の受験資格はなくなります。
 基本的には前期日程の募集人員が多く、後期試験を廃止・縮小する大学も増えているため、単純に「2回チャンスがある」と約束されているわけではありませんので注意が必要でしょう。

 

効果的な学習方法とは?

 一部の大学では、センター試験の成績が基準を満たさないと不合格とする「二段階選抜」を採用しています。このシステムを採用していない大学でも、センター試験で1科目でも取りこぼしてしまうと、合否に大きく影響する恐れがあるため、いずれにせよ国公立大受験の場合はセンター試験対策をしっかり行っておく必要があります。

 また、2次試験では多くの国公立大が記述式試験を行うため、お子さまには問題集の答えを丸暗記するのではなく、「なぜこの答えになるのか」という経緯や理由を考えるくせをつけさせておきましょう。

 

 センター試験と2次試験の配点比率は、大きく四つのパターンに分けることができ、それによって重点を置くべき対策も変わります。

 

(1)センター試験重視型

 センター試験で得点を取りこぼさないよう、基礎をしっかり固めておく。

 

(2)ほぼ半々型

 苦手科目を作らないようにしつつ、2次試験科目の記述対策に力を入れる。

 

(3)2次試験重視型

 記述対策に力を入れつつも、このタイプの大学・学部は二段階選抜を実施する場合も多いため、センター試験でも高得点を狙うことが大切。

 

(4)傾斜配点型

 特定の科目の配点が高いことから、その科目が得意な受験生同士の戦いとなるため、そこで高得点を狙うだけでなく、苦手科目を強化してライバルと差をつける。

 

 何に力を入れるべきか分析することで、効果的な学習ができるでしょう。

 

参考:

国公立大一般入試の基礎知識と学習プラン|入試|Benesse マナビジョン 保護者版

https://manabi.benesse.ne.jp/parent/nyushi/02/
https://manabi.benesse.ne.jp/parent/nyushi/02/page2.html

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