多様化する私立大の一般入試とは? 効果的な勉強プランで対策を!

保護者の方が大学受験をされたころは、3教科型で受験チャンスは1回のみ、という私立大が多かったと思います。しかし最近では、一つの大学・学部に複数の受験方式が存在する場合がほとんど。従来の3教科型に加え、2教科だけで受験できる方式や、特定の科目の配点を高くしている方式、センター試験を利用する方式などがあります。また、学内併願ができるよう、多くの入試日を設けている大学・学部も増えています。


私立大の入試方式の多様化に伴って、予備知識が重要に!

 複雑に思える私立大の一般入試ですが、大きく分けると下記の三つに分類できます。お子さまの志望大が、どの方式を採用しているのか知っておくと安心です。
 
(1)大学独自の試験で選抜
(2)センター試験のみで選抜
(3)センター試験と個別試験の結果を総合して選抜

 

安易に教科を切り捨てず、入学後も考慮した科目選択を!

 私立大受験の場合、お子さまは「勉強の負担が少ないから」と1~2教科型の入試に注目しがちですが、競争率が高くなるうえ、進学先の選択肢が少なくなる恐れもあります。たとえ私立大志望でも、高1・2のうちは5教科型の学習をベースとし、安易に教科を切り捨ててしまわないよう導いてあげられるといいですね。

 とはいえ、私立大は独自の出題傾向がある場合も多いので、早めに過去問を見て対策を立てておくのがオススメです。

 高3になり、いよいよ志望大が固まってきてから、志望大や併願大の受験科目を中心に据えた対策へとシフトしていきましょう。なお、第1志望大以外の併願大決定は11月ごろまでに。

 

【私立大入試・3教科型の典型パターン】

・文系の場合……「英語+国語+地歴or公民から1科目」、または「英語+国語+数学」

文系だと数学で受験する高校生は少ないため、低倍率になりやすい傾向があります。数学が得意かつ受験可能なら選択するといいでしょう。

 

・理系の場合……「英語+数学+理科」

理科は物理、化学、生物、地学の4科目から選択できますが、受験科目として決められていなくとも、大学の専攻によっては学習が必要になるケースも。理系の場合は、大学入学後のことも考えた科目選択が大切です。

 

 効果的な受験プランで対策を立てて、乗り切りましょう。

 

参考:

私立大一般入試の基礎知識と学習プラン|入試|Benesse マナビジョン 保護者版

https://manabi.benesse.ne.jp/parent/nyushi/03/
https://manabi.benesse.ne.jp/parent/nyushi/03/page2.html

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