中学入試でねらわれやすい時事問題! 出題可能性の高いできごとを専門家が大予想

中学入試でねらわれやすい時事問題! 出題可能性の高いできごとを専門家が大予想中学入試のシーズン真っただ中、「時事問題」はどの教科でも採用される必須分野だ。そこで、社会科入試問題の専門家・文教大学講師の早川明夫氏に、2015年度入試における時事問題の出題予想を聞いた。

 

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時事問題には、新聞を読んだり、本を読んだりして備えましょう。2015年度入試で押さえておきたい時事問題を、7つ挙げます。

 

出題予想(1) 消費税
2014年の4月から消費率が8%になりました。消費税の問題点は何か、なぜいずれ10%まで消費税を上げねばならないのかが問われます。

 

出題予想(2) 国民投票法改正案
これは憲法改正手続きを定めた96条と併せて見ておいてください。

 

出題予想(3) TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)
協定国間の貿易において、原則としてすべての品物に関税をかけないことになります。関税とは、輸入品にかける税のことです。

 

出題予想(4)  ノーベル賞
日本人研究者がノーベル物理学賞を受賞しました。研究の内容をおさらいしておきましょう。

 

出題予想(5) 富岡製糸場世界遺産登録
100%、断言できます。来年度入試の大きな目玉になるでしょう。

 

出題予想(6) 首都直下型地震
首都直下型というと、東京の真下で地震が起こると思っていませんか。そうではなくて、東京、千葉、埼玉などの南関東で起こる地震を、首都直下型地震と呼んでいます。

 

出題予想(7) ブラジルに関する問題
ブラジルがねらわれると思います。2014年のサッカーワールドカップ、2016年のオリンピック開催国です。ブラジルについて、いろいろと勉強しておいてください。

 

出典:『ベネッセ進学フェア2014』講演会 -ベネッセ教育情報サイト

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