スコットランド独立問題も? 中学入試の時事問題、ポイントをクイズでチェック

スコットランド独立問題も? 中学入試の時事問題、ポイントをクイズでチェック2014年9月18日、スコットランドがイギリスから独立するかどうかの住民投票が行われた。約300年もの間、イギリスのもとにあったスコットランドが独立を目指した経緯や投票の結果などは、中学入試の時事問題となる可能性もある。押さえておきたいポイントをクイズ形式で紹介する。

 

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Q1:スコットランド独立に関する住民投票の結果は?
A.賛成票が多かったのでスコットランドは独立する
B.反対票が多かったのでスコットランドは独立しない
C.賛成票と反対票が同数で結論が出ていない

 

A1:正解は 「B.反対票が多かったのでスコットランドは独立しない」
住民投票は、「スコットランドは独立国家になるべきか」という問いに「賛成」か「反対」のどちらかを表明するもので、有権者約400万人によって行われました。これは有権者の約85%を占めており、過去最高の投票率となりました。賛成が過半数を占めた場合は独立をすることが予定されていましたが、結果は賛成票が約45%、反対票が約55%と、独立を果たすことはできませんでした。

 

Q2:イギリスを形成する4つの国(地域)として、あてはまらないものは?
A.ウェールズ
B.アイルランド
C.北アイルランド
D.イングランド

 

A2:正解は 「B.アイルランド」
イギリスは、イングランド/ウェールズ/スコットランド/北アイルランドの4つの国(地域)から成り立っています。スコットランドは構成国のいちばん北側に位置します。今ではイギリスという国として維持されていますが、現在に至るまで、イギリスの地では、さまざまな民族による征服戦争が繰り返され、統廃合が行われてきました。もともと独立した複数の国が存在していたことから、現在でも各地で人々の間に独立の気風があるのです。

 

出典:独立を目指したスコットランドについて知る -ベネッセ教育情報サイト

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