2015年度 センター試験 時間割を確認しよう!


2015年度 センター試験の時間割が発表。理科基礎科目は一気に2科目の解答が必要

 2015年度の大学入試センター試験の時間割が発表されているが、もう確認をしただろうか。前年から変わったのが新課程となる2日目の理科の時間割だ。文系志望者は「基礎2科目」が必要になる場合が多いため、午前9:30から、数学②が終わる14:40までが試験時間となる。理系志望の場合は「専門2科目」が中心となるため、11:20〜17:40と夕方までの入試となる。教育学部・理系など「基礎2科目+専門1科目」で受験する場合は、専門科目を16:40から受験するため、数学②から2時間程度空きができる。待ち時間の有効活用を事前に考えておきたい。


今回一番の注目ポイントは、理科の基礎は2科目を60分間で一気に解答する時間割になっている点だ。「地歴公民」や「理科専門科目」で2科目受験する場合のように途中で第1解答科目の解答用紙の回収がない。つまり、自由に2つの科目の時間配分を考えることができる。戦略としては得意な科目から取り組み、なるべく短時間で解き切った後、2科目めに時間をかけ、時間が余ったら1科目めの見直しをする、という解き方がよいだろう。
さらに、2科目分の解答を1枚の解答用紙にマークすることも特徴だ。2つの科目の解答欄が近いので、どちらにどの科目の解答をしているのか、混乱しないように注意したい。

また、理科専門科目や地歴公民で、「2科目受験してどちらか高得点の科目を採用してもらおう」と考える受験生も多いが、事前に志望大の入試要項を十分確認しておく必要がある。なぜなら、高得点科目ではなく、試験時間の途中で回収される第1解答科目の成績を利用する大学が多いからだ。どの科目を先に解くのか、戦略を立てておくことが重要だ。実戦演習をするなかで、考えておこう。



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文/進研ゼミ高校講座 受験情報担当 西村

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