初めてのオンライン英会話 【第2回】レッスンを受けてみて

【第1回】では、横浜国立大学の満尾貞行先生に、子ども向けのオンライン英会話レッスンの意義や可能性について解説していただきました。今回は、オンライン英会話レッスンを実際に体験(※)された小学4年生(Yくん)とお母さんにお話を伺います。

※ベネッセコーポレーションの小学生向け英語学習教材BE-GO(ビーゴ)のオンラインレッスン(ビーゴ オンライントーク)を、モニターとして受講(15分レッスンを計11回)。



【Yくん(体験当時小学4年生)の体験談】

◆最初は全然聞き取れなかったけれど……

――レッスンはいつやっていたの?

木曜日の夕方にやっていた。場所はパソコンのあるリビングのとなりの部屋(注:仕切りを開けるとリビングと一体化するつくり)。パソコン操作は、パスワードをお母さんが入れる以外は、自分でできるよ。

――英語の勉強をしたことはあるの?

学校で小学1年生から月1~3回の授業がある。担任の先生とアメリカ人の先生のふたりの授業で、英語の歌でダンスをしたり、単語を覚えたりしている。ビーゴはしているけれど
海外旅行に行ったこともないので、本当の外国人と1対1で話すのは今回が初めてだった。

――オンラインレッスンはどうだった?

レッスンの最初に、先生から今日の天気や曜日を聞かれるんだけれど、最初のころは何を言っているのか全然わからなかった。だまっていたら、ママに少し助けてもらったりして、やっと天気のことだとわかった。続けているうちに、天気は必ず聞かれることがわかったので、晴れ・くもり・雨は言えるようになった。

◆レッスンはゲームみたいで面白い

――どのレッスンが面白かった?

「めいろをだっしゅつ」。ゲームをしているうちに、<Turn left.> 、<Turn right.>、<Go straight.>、<Go back.>が言えるようになったよ。あと「ハンバーガーショップ」や「ガイドにちょうせん」も面白かった。

――先生はどんな人だった?

3人の先生とレッスンしたけれど、いちばん回数が多くて最初のレッスンがいっしょだったD先生(女性)がよかった。ぼくのことをよく知ってくれたから。わからなくなったときとかも、ヒントをくれてやさしかった。指人形で「ハーイ」とか話してくれるのもうれしかった。


英語をもっとやってみたくなった!

――またオンラインレッスンをやってみたい?

はい。毎週楽しかったし、今回のことで英語が好きになった。最初はちゃんと話せるか不安だったし、最後まであまりうまく話せなかったけれど、少しは通じたし、聞き取れるようになったと思う。
まだ、かんぺきじゃないし、発音も上手じゃないということがわかったので、これからもできるだけ、英語を話していきたいな。


【保護者(お母さん)の感想】

◆最初はとても緊張していました

ビーゴは3年生の終わり(3月)から始めました。オンラインレッスンのモニターに応募したのがその数か月後ですから、よく考えるとほとんど英語に馴染みがなかったですね。

オンラインレッスンは、毎回とても緊張していました。特に最初はガチガチで、冒頭のフリートークに至っては、先生が何を言っているのかがわかっていませんでした。私が横にいると、こちらを向いては「なんて言っているの?」と。私が、こっそり「○○って言っているよ」と教えないと、会話になりませんでした。

でも、レッスンの本題に入ると、けっこう楽しんでいました。ゲームのような設定になっていて、こういうのが好きな息子には向いていたと思います。
時間のことで言えば、息子が遊びから戻ってこなくて、18時15分のスタートに5分ほど遅れてしまったことがありました。あわてて始めましたが、レッスンの内容を十分にこなすことができませんでした。せっかくのレッスンがもったいないことになるので、注意しなければと思いました。


◆先生の対応について

直接外国人のかたと話す機会がないので、オンラインレッスンは本当にいいチャンスでした。先生はフィリピンのかたでネーティブスピーカーではないのかもしれませんが、「英語を話す」という意味ではまったく気になりませんでした。

先生の対応はとてもよかったです。緊張しがちな息子のことをわかってくれて、しばらく待ってくれたり、ちょっとでもことばが出ると「オー!」と喜びほめてくれたりしました。ほかにも、聞き取れると「はなまるのカード」が出て、励みになったようです。最後に今回のレッスンで習った英語をリピートしてまとめます。ここまでくると、息子も元気に声を出していました。

とにかく息子はいつもガチガチでしたが、次第に聞き取れるようにはなっていきました。後半のレッスン回になると、安心して見ていられるようになりました。最初の天気で固まるまでは一緒でしたが(笑)、途中で私は席を立つことができました。
本当にわからないときは、先生が日本語で書かれたボードを出してくれるので、なんとかなっていたようです。先生は、途中数回が違う先生でしたが、そうするとまたガチガチに戻っていたので、うちは同じ先生のほうがよいようです。


◆ぶっつけ本番はもったいない

「これをやっておけばよかった」というのは、予習と振り返りですね。毎週いきなりパソコンの前にすわっては冒頭のフリートークで固まる……ということを繰り返してしまいました。
ぶっつけ本番では、やはり身に付きにくいです。せめて「今日はこれやるよ」くらいはしておかないと、時間もお金ももったいないと思いました。

オンラインレッスンをやる曜日を決めていたのは、「今日はオンラインをやる日」みたいになって、よかったです。もっと英語に慣れるには、週に何度かレッスンを受けたほうがいいと思いましたが、実際に子どもがそれほどできるかどうかは、やってみないとわかりませんね。

5年生になると、英語の授業が週1回になることだし、オンラインレッスンはこれからも続けていきたいです。まだ、どれだけ本当に身に付いているかはわかりませんが、「慣れる」という意味ではいいように思いました。

体験談、いかがでしたか? 【第3回】では、満尾先生に再びご登場していただき、オンライン英会話レッスンの具体的な活用法を伺います。


プロフィール

満尾貞行

満尾貞行

横浜国立大学 国際戦略推進機構基盤教育部門 英語教育部および大学院教育学研究科教授。専門は外国語教育で、小学校での外国語活動、初学者向け英語学習などが研究分野。

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