英語のカレンダー活用法(2) 第62回 [Oh,my Gooodness!]

親子で英語圏に住み、現地の学校に行きながら英語を学ぶ……。3歳の娘と母親である筆者は、夫のアメリカ転勤のために、そんな理想的な環境に飛び込むことになりました。果たして本当に「子どもは英語にすぐ慣れるから大丈夫」? アメリカに住みながら英語を学ぶメリットとデメリットとは? 筆者のアメリカ生活をとおして、日本に住むご家庭では、どんな取り組みができるのか考えていきます。
※「Oh,my Gooodness!」とは、「あらまあ!」という驚きを表すことば。

第62回  [Oh,my Gooodness!]英語のカレンダー活用法(2)英語のカレンダーを使って、月と曜日の名前を娘と覚えているうちに、ふと気が付いた。1月1日はJanuary 1st、1月2日はJanuary 2nd。日にちは序数で数えるから、カレンダーを見ながら覚えられるではないか!
日本にいると、英語の序数でものを数える機会がほんとうに少なくて、私自身、せいぜい野球のポジションぐらいしかイメージがなかった。でもアメリカにいると、20日を20th(トウェニース)とか、31日が31st(サーティーファースト)とか、日づけが序数なので、毎日のように聞く。日本にいて親子で取り組むのだったら、序数はカレンダーを見て日づけを読みながら覚えるのが一番わかりやすいと思う。31まで数えられれば、もっと大きい数だって数え方は似たようなもの。序数はマスターできたも同然だ。

first、second、thirdといった「序数」を、うちの娘はまだちゃんと言えず、私も教えていない。キンダークラスに入る前「アセスメント」という成績表をもらったのだが、その結果にも「序数を数えるのは不完全」と書かれていた。しかし「やらなくちゃ」と思いながら、なかなか生活の中で「first」「second」と数える場面がなかったのだ。しかも、日本語のほうで「ひとつ」「ふたつ」「みっつ」とか、「ついたち」「ふつか」「みっか」とか、覚えなければいけない数え方が多いので、そちらから取り組んでいたのである。それがマスターできたら、英語でも今日が「何日」か言えるように、カレンダーを見ながら教えようと思っている。
英語のカレンダーというのは曜日、月、そして序数まで、日々の生活の中で勉強できるすぐれもの教材なのだ。そういえば娘が通っている保育園の壁にも、大きなカレンダーが貼ってあった。

とりあえず、すぐに取り組まなくても、英語で書かれたカレンダーを用意して食卓の近くに貼っておくだけでも、英語の暦を見慣れることができ、インプットに役立つだろう。そして「ついたちって、英語でなんて言うんだろうね?」という話に子どもが乗ってくる時期を見計らって、すかさず教えればいい。
奮発して英語のカレンダーをひとつ用意する、もしくは日本語のカレンダーに英語の曜日と月の名前を書き込むのでもいい。インターネットでフリー素材の英語のカレンダーを探し、印刷しても使えるだろう。

プロフィール

山本美芽

音楽・ノンフィクションライター。中学校教諭、養護学校教諭からライターに転身。現在は音楽と教育をテーマに執筆活動を行う。著書に「りんごは赤じゃない 正しいプライドの育て方」「子どものセンスは夕焼けが作る」など。2006年3月より米カリフォルニア州在住。1児の母。

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