英語のカレンダー活用法(1) 第61回 [Oh,my Gooodness!]

親子で英語圏に住み、現地の学校に行きながら英語を学ぶ……。3歳の娘と母親である筆者は、夫のアメリカ転勤のために、そんな理想的な環境に飛び込むことになりました。果たして本当に「子どもは英語にすぐ慣れるから大丈夫」? アメリカに住みながら英語を学ぶメリットとデメリットとは? 筆者のアメリカ生活をとおして、日本に住むご家庭では、どんな取り組みができるのか考えていきます。
※「Oh,my Gooodness!」とは、「あらまあ!」という驚きを表すことば。

第61回  [Oh,my Gooodness!]英語のカレンダー活用法(1)我が家では、アメリカで手に入れた英語のものと、日本から送ってもらった日本語のもの、2種類のカレンダーを壁に貼っている。ご飯を食べるテーブルの近くのカレンダーは英語だ。これまではただ貼ってあるだけだったのだが、最近になって食事の時には「今日は何日?」「今日は何曜日?」と私が声をかけ、「1月だから……January」「月曜日だから、Monday」というように英語と日本語で、月の名前と曜日の名前を確認している。
うちの娘は、これまで「今日が金曜日だから明日は土曜日」だとか「1月の次は2月」といった概念については混沌(こんとん)としていたようなのだが、5歳近くなって、急にピンときたらしい。まず日本語で月と曜日が言えるようになり、そのあと英語でも言えるようになった。

娘に数字を教える時に、1から10まで「唱える」ことができるのと、1から10までの数を数として「認識」できるのは別段階だった記憶がある。曜日や月の名前についても、覚えるプロセスは似ているようだ。たとえば曜日に関して、娘は3歳のころから保育園で習った「Sunday,Monday,Tuesday……」という曜日の歌は歌えたが、それはあくまで唱えているだけで、「今日が何曜日なのか」はわかっていなかった。
それが最近、やたらしつこく「月曜日の次は?」「火曜日の次は?」と質問してくる。それならばと、私が「今日は火曜日だけど、英語では何だっけ?」と聞くと「Tuesday」と正解を言えることが増えてきた。月の名前に関しては、私は英語では教えていなかったのだけれど、保育園で習ってきたらしく、「12月はクリスマスだよ」と話していたら「December」と突然言い出した。

実は私、「どうせ日本にいても中学生になって英語を習えば、月の名前や曜日の名前を覚えるんだし、いまあせって覚えなくても……」と思っていた。でも、カレンダーを見ながらうれしそうに「Monday」とか「January」などと読み上げている娘を見ると、英語のカレンダーが読めるのはうれしいことで、自信になるんだな、とわかる。
日本に住むご家庭でも、お子さんが日本語で月の名前と曜日の名前が言えるようになったら、英語でも言えるように、カレンダーを見ながら少しずつ教えてみてはどうだろう。
ちなみに、うちの娘の発音で「うーむ……これは負けた」と思うのが、「Saturday」を「サルレー」、「December」を「ディセンボー」のように発音しているところ。Rの発音では口を「ウ」に近づけるように、気を付けながら唱えてみるといいかもしれない。

プロフィール

山本美芽

音楽・ノンフィクションライター。中学校教諭、養護学校教諭からライターに転身。現在は音楽と教育をテーマに執筆活動を行う。著書に「りんごは赤じゃない 正しいプライドの育て方」「子どものセンスは夕焼けが作る」など。2006年3月より米カリフォルニア州在住。1児の母。

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