アルファベットパズル 第42回 [Oh,my Gooodness!]

親子で英語圏に住み、現地の学校に行きながら英語を学ぶ……。3歳の娘と母親である筆者は、夫のアメリカ転勤のために、そんな理想的な環境に飛び込むことになりました。果たして本当に「子どもは英語にすぐ慣れるから大丈夫」? アメリカに住みながら英語を学ぶメリットとデメリットとは? 筆者のアメリカ生活をとおして、日本に住むご家庭では、どんな取り組みができるのか考えていきます。
※「Oh,my Gooodness!」とは、「あらまあ!」という驚きを表すことば。

第42回  [Oh,my Gooodness!]アルファベットパズル娘が通う保育園の教室には、部屋中におもちゃがある。そのなかで、木製のアルファベットパズルは明らかに一番人気の品だ。
先生が腰掛けている教室の真ん中に、大文字と小文字の2セットが必ず置いてある。

アルファベットパズルは、普通にパズルとして所定の場所に戻していくのが基本。それだけなら、1、2歳からでも遊べる。
でも、字が書ける4歳になっても、このおもちゃはよく使われるのだ。
たとえば、つづりの初歩、たとえば「cat」「cap」「hat」「book」のような短い単語を、この積み木で作ってみる。
こうした遊び方は、ひらがな積み木と同じだ。
おそらくこのアルファベット積み木は、子どもが自由自在に文字を書けるようになるまで、私にとってのパソコンのキーボードに似た役割を果たしているのだろう。

この積み木をいじっていると、触覚をとおしたインプットも行われる。「ひらがな積み木」は四角い積み木に文字を印刷しているが、アルファベットは形が単純なので、文字そのものをくりぬいた形状になっている。
こうなると、目をつぶって形を感じ取り、「O」なのか「Q」なのか、違いを感じることも可能だ。

うちの娘が最近はまっているのは、紙の上にアルファベットパズルを置いて、手形をとるようにパズルの周囲をなぞり、形を写し取ることだ。
自分の名前のアルファベットを並べて、それを写し取り、最後に塗り絵にしてできあがり。型を写しただけあって、きれいなでき栄えだ。
「すごいでしょ! わたしひとりでやったんだよ!」と娘は自慢げに作品を見せるのだった。

うちの娘は、保育園で1年以上アルファベットを日々教え込まれたので、ひらがなよりもアルファベットのほうを先に覚えはじめた。
私としては、ひらがなを先に覚えてほしいので、家ではあえて、アルファベット積み木は買わず、日本から送ってもらったひらがな積み木で遊ぶようにしている。

でも、日本で暮らしている場合なら、親が積極的にアルファベット積み木で遊ばせるぐらいでちょうどいいだろう。
さすがに中学生には不要だと思うけれど、赤ちゃんから小学校低学年ぐらいまでならば、英語学習の基本アイテムとして、アルファベット積み木が役立つはずだ。

プロフィール

山本美芽

音楽・ノンフィクションライター。中学校教諭、養護学校教諭からライターに転身。現在は音楽と教育をテーマに執筆活動を行う。著書に「りんごは赤じゃない 正しいプライドの育て方」「子どものセンスは夕焼けが作る」など。2006年3月より米カリフォルニア州在住。1児の母。

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