アルファベットを楽しく書かせる 第37回 [Oh,my Gooodness!]

親子で英語圏に住み、現地の学校に行きながら英語を学ぶ……。3歳の娘と母親である筆者は、夫のアメリカ転勤のために、そんな理想的な環境に飛び込むことになりました。果たして本当に「子どもは英語にすぐ慣れるから大丈夫」? アメリカに住みながら英語を学ぶメリットとデメリットとは? 筆者のアメリカ生活をとおして、日本に住むご家庭では、どんな取り組みができるのか考えていきます。
※「Oh,my Gooodness!」とは、「あらまあ!」という驚きを表すことば。

娘の保育園では3歳からアルファベットを教えている。その際には遊び感覚が重視されており、必死にお勉強するといった雰囲気にはもっていかない。
アルファベットも、本人が書きたいと思うまでは書かせないで、まずは繰り返し読む。AならAの入った単語をあれこれ見たり、読んで聞かせたりする。

第37回  [Oh,my Gooodness!]アルファベットを楽しく書かせる面白いと思ったのが、アルファベットの「ぬりえ」をやらせること。A4サイズの紙いっぱいに白抜きで「J」とか「H」と書いてあるものを塗るのが基本だ。
ほかにも、色画用紙をアルファベットの形にとびきり大きくはさみで切り抜いて、そこにのりを垂らし、スパンコールやグリッターと呼ばれるきらきらしたラメ粉をまぶして楽しむ。
やっていることとしては工作なのだが、子どもの視界にはアルファベットが入っている、というわけ。ひらがなを色画用紙で切り抜くのは難しいけれど、アルファベットならば直線が多くて形がシンプルだから、けっこうやりやすい。

娘は、保育園からほとんど毎日のようにこうした「作品」を持って帰ってくる。ほんとうは全部壁に貼ってあげたいけれど、量がものすごいので、とても貼りきれない。
ファイルではあっという間に満杯になるので、紙袋にどんどん詰め込んでおいた。そしてあるときそれを袋から出して見直してみたら、アルファベットの一覧表ができるほど、ぬりえや色画用紙の切抜きがたまっていた。
そんなふうに3歳児クラスで工作やぬりえを通じてアルファベットにたっぷりと親しんだせいか、4歳児クラスになってから、娘は自分から意欲的にアルファベットを書き始めた。

ぬりえというのは、好きな色でどんなふうに塗ってもいいから楽しい。
それでいて、クレヨンや色鉛筆を持って描くことに慣れて、力を入れて思いどおりに線を描くための訓練になる。
文字練習の前段階として、アルファベットを視界に入れつつぬりえをするのは無理がなくて非常におすすめだ。私がよく行く学用品店では、「Shapes」という図形の勉強になるぬりえや、「Rhyming words」といって、単語とイラストがペアになったぬりえなどが300円ぐらいでいくつも売っている。
とりあえずぬりえにしておけば、楽しく勉強できるに違いないという考え方なのだろうか。確かにそれも一理あるかもしれない。

ぬりえは英語で「coloring」。アルファベットのぬりえは、日本語ならば「英語」「ぬりえ」、英語ならば「Alphabet」「Coloring」とインターネット検索すれば、ダウンロードできるアルファベットぬりえサイトがたくさんある。
英語サイトには、かわいらしい幼児向けから、細密な絵の小学生向けのものもあるから、お子さんと一緒に好きな絵柄のぬりえを探してみてはどうだろう。

プロフィール

山本美芽

音楽・ノンフィクションライター。中学校教諭、養護学校教諭からライターに転身。現在は音楽と教育をテーマに執筆活動を行う。著書に「りんごは赤じゃない 正しいプライドの育て方」「子どものセンスは夕焼けが作る」など。2006年3月より米カリフォルニア州在住。1児の母。

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