高校生の英語力(3)小学校での英語学習は「英語好き」を増やす?[英語レポート]

小学校で英語を勉強した生徒は、英語が好き?
今回も前回に引き続き、Benesse教育研究開発センターが2006(平成18)年に実施した「東アジア高校英語教育GTEC調査2006」日本調査の結果から、小学校で英語教育を受けた高校生についてのデータを紹介します。
前回は、小学校で英語を学習した高校生の半数以上が、小学校での英語学習経験は「関心・意欲・態度」について効果があると感じていることを紹介しました。
今回は「英語の好き嫌い」に、小学校での英語学習経験がどのように影響しているかをみてみましょう。

小学生時の英語学習の好き嫌い
小学校で英語を学んだことがある高校生に、小学生時の英語の好き嫌いを聞いた結果が下の図1です。約半数の生徒が、英語学習が「好きだった」ことがわかります。逆に、「嫌いだった」生徒は1割程度です。また、「好きでも嫌いでもなかった」は3割強でした。
では、この結果を基に、小学校での英語学習経験者の、中学生時の英語学習の好き嫌いを見てみましょう。

【図1 小学校での英語学習経験者の小学生時の英語の好き嫌い】
小学校での英語学習経験者の小学生時の英語の好き嫌い

●小学校で英語を学んだ生徒は、中学生時の英語学習が「好きだった」生徒が多い
図2は、小学校での英語学習経験の有無別に、中学生時の英語の好き嫌いを聞いた結果です。

【図2中学生での英語の好き嫌い(小学校での英語学習経験の有無別)】
中学生での英語の好き嫌い(小学校での英語学習経験の有無別)

まず、小学校で英語を学習した経験がある生徒の、中学生時の英語の好き嫌いを見てみましょう。小学校で3割強いた「好きでも嫌いでもなかった」生徒が19.4 %まで減っていることがわかります。
小学生時の英語学習については好きでも嫌いでもないと判断を決めかねていた生徒も、中学校で英語を教科として勉強するようになって、好きか嫌いかに分かれていっているようです。

次に、中学生時の英語の好き嫌いについて、小学校で英語を学習した経験がある生徒と経験のない生徒の違いを見てみます。

図2を見ると、小学校での英語学習経験がある生徒の半数以上が、中学生時の英語学習が「好きだった」と答えています。
これに対して、小学校での英語学習経験がない生徒では、中学時の英語が「好きだった」と答えた生徒は1/3強にとどまります。
また、「嫌いだった」と答えた生徒も、小学校での英語学習経験がある生徒のほうが少なくなっています。
つまり、小学校で英語学習を経験した生徒のほうが、経験していない生徒に比べて、中学校での英語が「好きだった」生徒の割合が多く、「嫌いだった」生徒の割合が少ないことがわかります。

英語を早くから勉強し始めると、英語嫌いを増やしてしまうのではと心配する声がありますが、今回の調査結果からは、小学校で英語学習を経験した生徒のほうが、していない生徒に比べて、中学生時の英語学習を「好きだった」生徒が多いことがわかりました。
次回は、小学校での英語学習の経験のある生徒とない生徒の、高校生である現在の英語学習に対する意識の違いを見ていきます。

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