英語【前編】:先生はネイティブ?日本人?……どちらがいいの?[習い事入門]

ここは横浜市港南区にある吉野由美子さん宅の一室に開いた「ベネッセこども英語教室」。
5年生のレッスンの授業が始まると、吉野由美子さんの態度ががらりと変わりました。

英語【前編】:先生はネイティブ?日本人?……どちらがいいの?[習い事入門]


「Hello(ハロー)」。
軽快なCDに合わせ、立ち上がり、腰に手を当てて、子どもたちにアップテンポで次々と英語で質問を投げかけます。
子どもたちの答えもすべて英語。
答えがあっているときは、「Very good!(ベリーグッド)」。
大きな声ですかさずほめます。
その様子は、それまでのひかえめでやさしい雰囲気とはうって変わって、元気でパワフルで率直なアメリカ人のよう。みごとな変身ぶりです。

たくさん英語に触れて、たくさん使う
見学した教室は5年生と4年生の2クラスでした。
子どもたちは、みな2年から5年、長い子は幼稚園のときから通っているので、英語には慣れている様子。
先生に英語で尋ねられると、うれしそうに英語で答えています。
英語のイントネーションもなめらかで自然です。
「英語にたくさん触れてたくさん使うのが『ベネッセこども英語教室』の基本方針。小さいときからたくさん英語を聞いているので聞き取れます。英語らしい『R』の発音も抵抗ないんですね」。

吉野さんが、「ベネッセこども英語教室」を開校して6年目。
教え方も自信にあふれています。

授業はカリキュラムに沿って展開していき子どもを飽きさせません。レッスン時間は1時間。
イントロダクションでは挨拶や歌やクイズなどをちりばめて生徒の注意を引きつけます。

この日の5年生のレッスンは「まとめ」に当たるので、今月練習したフレーズをカードや教材を使って、どんどんアウトプットしていきます。
子どもたちは習いたての英語を使いたくてたまらないというふうに夢中になって答えています。
ゲームやクイズ、質疑応答、お互いにインタビューをし合うなど、内容は盛りだくさん。そしてレッスンの終わりは、書く練習が少しだけ設けられていました。宿題もあります。

4年生のクラスは英語でお買い物ごっこ
次の4年生のクラスは女の子ばかり4人。
別の小学校に通っていますが、毎週1回いっしょに英語のレッスンを受けるので仲良しになったようです。みんなピンクが大好きらしくて、ファッションもバッグもピンクが目立ちます。オシャマでおしゃべりも大好きそう。

この日のメインは英語でお買い物ごっこ。
ふたりずつ二組に分かれて、英語でお買い物ごっこを始めました。
自分は何がほしいのかはっきり指示することも勉強です。
こうした授業のなかで、英語での日常のやりとりがマスターできます。
女の子たちはクスクス笑いながら、でも物おじせず楽しそうに英語で買い物ごっこをしていました。

それにしてもけっこう語彙が豊富です。
「習ったことはスパイラルに何回も出てきます。言語の習得には1回で覚え込ませるより何回も繰り返し聞いたほうが、使うときなめらかに出てきます。ひきだしをたくさん作っておいてあげると自然に使いこなせるのです」。
幼児が母国語を覚えるのと同じ原理が応用されています。

子どもたちの興味関心に沿った教材
「今5年生のクラスの子たちが4年生のとき、それぞれお互いの特徴を英語で言い合ったのですが、「she」「he」を使い分けて動詞も過去形でまちがいなく使って表現できたんです」。
そのときのことを吉野由美子さんはこう言いました。

「鳥肌が立つくらい感動しました。子どもの成長を目のあたりにするのってほんとうにうれしい。この仕事をやってよかったと思いました」。

吉野さんは、去年家を改装するときに、英語教室専用の部屋を玄関脇に作りました。広々した部屋には大きなボードや専用のラジカセ、教材が並んでいて、意気込みが伝わってきます。
現在その教室で吉野さんは、年中さんから小学6年生まで週4回教えています。
さて「ベネッセ子ども英語教室」の教材はキッズ(年中・年長)ジュニア(小1から小3)、プレップ(小4から小6)、ティーンズ(中1から中2)、と4段階に分かれています。
キッズとティーンズはベーシックとアドバンストの2段階、ジュニアとプレップはベーシックとアドバンストにプログレスがあって3段階になっています。全部で10段階に積み上げられていきます。
つまり3学年ごとに興味関心に応じて内容も大きく変わるのです。
さらにそれに合わせて学年ごとに少しずつ内容が深められているという教材なのです。

「1年間のカリキュラムは細かく決まっています。テキストは絵が多く色彩も豊か。
その年齢の子が主人公として登場し、学校や家庭など身近なことがテーマになっています。
1カ月ごとにサイクルができていて重要なことは何回も出てくるので定着します」。
楽しみながら英語力がつくというやり方です。

週1回でも長くやれば身に付く
吉野さんはもともと家庭に外国人をホームステイさせたりと外国人とのコミュニケーションには積極的。
「ベネッセこども英語教室」を始めるときはみっちり研修も受けました。
この経験から今では日本人が英語を教えることに自信をもっています。
「ネイティブの先生がいいというかたもいますが、どうでしょうか。私たちは日本人です。日本語をベースに英語を習得するほうが自然です。日本語を十分理解している日本人の先生が英語を教えるから、正確に教えることができるのだと思います」。

学年が上がると書くことも入ってきます。文法も教えます。
そのときはレッスンの後で日本語で説明することも出てきます。

「保護者とのコミュニケーションも日本人同士ならとりやすいと思います」
吉野さんは「お便り」を発行して毎回のレッスン内容や家庭学習(宿題)についてコメントを書いています。「いっしょにテキストを読む」「子どものインタビューに答える」など家庭のなかで英語を使うことや「自主的にやっていたらたくさんほめる」ことを提案しています。

年度末の3月には参観会&修了式の報告を通信に出しています。
週1回1時間ですが、長く続けることで着実に英語が身に付いていることを実感できるのも、その地域に住んで長く見守っている先生の利点です。


【習い事リサーチ】 お子さまが英語を習い始めたのはいつですか?
〔習い事入門〕「英語を習い始めた時期」
(2007年2月:Benesse教育情報サイト)

プロフィール

杉山由美子

NPO法人 孫育て・ニッポン理事長、NPO法人ファザーリング・ジャパン理事。「母親が一人で子育てを担うのではなく、家族、地域、社会で子どもを育てよう」をミッションに、全国にて講演、プロジェクトを行う。東京都北区多世代コミュニティー「いろむすびカフェ」アドバイザー。産後のママをみんなでサポートする「3・3産後サポートプロジェクト」発起人。著書、共著に「ママとパパも喜ぶ いまどきの幸せ孫育て」(家の光出版)。

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