小学生の英語学習「小学校英語に望むことと不安」[英語レポート]

前回は「小学校英語に関する基本調査(保護者調査)」の結果から、保護者のかたが小学校の英語教育に対してどのような思いをもっているのかを見ました。多くの保護者のかたは英語教育に関心をもっており、必修化にも賛成しています。また、「週に1時間だけ授業の時間が増やせるとしたらどの教科がよいか」をたずねると、「英語」と回答した保護者のかたが25.4%でトップでした。このように、保護者のかたは小学校での英語教育の実施に必要性を感じているようです。そこで今回は、さらに細かく保護者のかたの思いを見ていきたいと思います。
小学校英語に望んでいることは?
【図1】は、小学校で英語教育を行う場合に、保護者のかたが望むことをたずねたものです。「英語に対する抵抗感をなくすこと」「英語の音やリズムに触れたり、慣れたりすること」が最も多く、「望む(とても+まあ)」と回答した保護者のかたは9割を超えます。また、「英語を聞いたり話したりすること」「外国の人と交流すること」「外国の文化や生活を知ること」も8割を超える保護者のかたがあげています。

【図1】 小学校で英語教育を行うとしたら次のようなことをどれくらい望みますか
(%)
(回答者=4,718人)

現在の小学校での英語教育(活動)は、音声や体験活動を重視し、国際理解や興味・関心、意欲の育成を目的としています。上にあげられた内容は、【小学校英語は今「小学校英語の活動の中心は?」】の回でも見たように、実際に小学校で行われている英語教育の内容と一致するものです。
しかし、【図1】を見るとわかるように、「英語の文字や文章を読むこと」「英語の文字や文章を書くこと」といった文字指導についても、6割を超える保護者のかたが「望む」と回答しています。【小学校英語は今「小学校英語の活動の中心は?」】の回で見たように、高学年になると文字指導を行う学校が増えるとはいえ、保護者のかたの希望と比べて見ると、学校の実態との間にはギャップがあるようです。

小学校英語に対する不安
次に、小学校英語に対して保護者のかたが感じている不安を見てみましょう(【図2】)。6割の保護者のかたが、「教える内容が、先生や学校によって違うこと」「外国人の先生の数が足りないこと」「指導する先生の英語力が足りないこと」をあげています。保護者のかたは、教える内容や指導者に対する不安を感じているようです。

【図2】 小学校の英語教育について次のようなことに不安を感じますか
(%)
(回答者=4,718人)

小学校英語は今「小学校英語・必修化の課題」】の回でお伝えしたように、教員調査の結果では、教員の人数や資質などの「人」が課題としてあげられていましたが、こうした点については、保護者のかたも不安に感じているようです。今後、小学校での英語教育を進めていく場合には、こうした点での条件整備を進めていく必要がありそうです。

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