「子どものためなのだから、かわいそうじゃないよ」夫の言葉どおり、入園してグンと成長。
K.Wさん Tくん (体験談当時の年齢:2歳2ヵ月頃 男 第1子)
このような点で、こう迷っていました
下の子を妊娠したときに、上の子どもを産前産後で預けることになりました。保育園に一度預けたら続けたほうがよいと思っていましたが、生まれてからずっと私と一緒だったので不安でした。自分の気持ちを先生にうまく言えるかしら、友だちと一緒に遊べるかしら・・・考えただけで涙が出るほどでした。私の両親と夫は「小さいうちは家で見たら」と言ってくれましたが、義父母からは「保育園に行かせないからママ、ママって言うんだ。保育料を払ってあげるから行かせなさい」と言われていたので、よけいに無理をして保育園に行かせなくてもという思いにつながったように思います。迷ったときに、こう行動しました
友人に相談したり、FAX情報で保育園がどんな所なのかを調べました。ちょうど預ける予定の保育園で「支援センター(母と子の会)」があって行っていたことから、保育園を‘内側’から見ることができたのもよかったです。また、かつて保育士をしていた知人がいたので相談すると、「案外子どもは大丈夫ですよ」とアドバイスをいただきました。まるで背中を押してもらったような感じで勇気づけられたのを覚えています。最終的にこう決めました。そのキメテはこれです
子どもが小さいうちはやはり私が見たい、という私の気持ちは変わらなかったのですが、その気持ちを思い切って義父母に言うと、すごく反対されてしまいました。そう言われて、私もこれ以上義父母と意見が食い違うのはいやだなと思っていたところ、夫が「お前のために預けるんじゃない。子どものためなのだから、保育園に預けても少しもかわいそうじゃないんだよ」と言ってくれたのです。その言葉で少しラクになり預ける決心がつきました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
子どもが保育園に行きだしてからも不安でたまらなかった私。でも先生が家庭訪問にいらしてくださったときにその気持ちを正直に伝えたら、子どもががんばっている姿や、成長したことを細かく教えてくださって・・・。それで、まだまだ子どもと思ってなんでもやってあげていた私の目が覚めました。保育園に行くようになってオムツがとれ、ひとりで遊び、靴のはき替え、着替えもするようになったわが子。下の子が生まれてからイライラして怒ることが多くなっていた私の気持ちも落ち着いて、お互いによかったと思っています。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
不安なことは正直に人に言ってしまおう! そして自分と子どものことをしっかり見つめなおそう! それは保育園に入ってからも同じです。私は入園前にノートに思いを書き出してみましたが、入園後は先生に頼んで連絡帳を作っていただきました。園に子どもを預けるようになって子どもを冷静に見てあげられるようになったし、そうするとますます子どもがかわいくなりますよ! 全国の皆さん、ファイト! 不安はあって当たり前と思って、がんばってくださいね。私は、今、園に預けてよかった、と心から思っていますから。