保育園に預けるという後ろめたさを、こうして乗り越えました。
Y.Iさん Kくん (体験談当時の年齢:2歳6ヵ月頃〜3歳6ヵ月頃 男 第1子)
このような点で、こう迷っていました
2人目の子を妊娠したとき、私の体調がよくなかったため、上の息子を保育園に預けることになりました。それまでは息子と2人ずっとべったりの生活だったのが、いきなり保育園に通うことになり、子どもは行きも帰りも泣きっぱなしです。私もその姿にもらい泣きをするほどでした。夜泣きもしばらく続きました。そんな子どもを見るにつけ、私のせいでこんな寂しい思いをさせていると、自分自身を責める毎日でした。迷ったときに、こう行動しました
子どもの通う保育園のお母さんや園長先生にお話を伺ったり、私の友人に相談したりしました。「今はおなかの子と、お母さんであるあなた自身のためにがまんしなくちゃ」、そして「夜や休みの日は、息子さんにたっぷり愛情を注いであげてください」と誰からも同じことを言われました。最終的にこう決めました。そのキメテはこれです
2人目の子の出産後も引き続き私の体調がよくなかったため、今後のことを考えて保育園に預け続けようと決めました。園の方から「ずっと息子さんを見てあげたい」と言われたことも、決め手の一つです。私にとって、それはとてもうれしい言葉でした。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
保育園に入園したのは2歳6ヵ月のときで、今は3歳6ヵ月になります。今では子どもも毎日喜んで園に通っています。楽しかったこと、お友達とけんかしたことなど全部話してくれます。妹も生まれ、毎日妹を連れて送り迎えしていますが、笑顔で「行ってきます」「行ってらっしゃい」と言い合える毎日はとても安心です。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
保育園の先生は日中、本当にお母さんの代わりとなって、愛情たっぷりに接してくれます。子どもは保育園の家庭的な雰囲気のなかで、お友達とともに生活し成長していくようです。お母さんと初めて離れた生活を送るということは、お子さんにとってつらい経験かもしれませんが、時間が経てば必ず明るい笑顔が見られることと思います。お母さんは自分自身を責めることなく、お子さんの気持ちをドーンと受け止めてあげると、お子さんも安心できるのではないでしょうか。