環境・衛生
おむつかぶれやあせもへの予防·対処、こんな工夫をしてみました
お湯で湿らせた布の「あったかおしりふき」で、かぶれ知らずに。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
わが子は秋生まれのため、空気がどんどん乾燥していく時期と、乳児特有の脂漏性湿疹の時期が重なって、肌がすごく荒れてしまい、かわいそうでした。母乳のせいか、便もゆるく、日に何度も出るので、おしりのかぶれも気になり、何とかしてあげたいと思っていました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
市販のおしりふきはなるべく使わず、布オムツを8等分したものをお湯で湿らせてふきました。ポットのお湯を少しかけて絞ったり、水で湿らせてレンジで10秒温めたりするだけで「あったかおしりふき」ができます。とっても気持ちがいいみたいでしたし、おかげでかぶれ知らずでした。使用後は、水洗いして赤ちゃん用の洗濯洗剤につけたあと、普通に洗濯するだけ。簡単です。オムツ替えのときに、まだ激しく動いたりしない時期は、オムツの上でボトルに入れたお湯をかけておしりを洗うこともありました。布オムツのときは、おしっこなどでそれ以上吸収しない状態になっているのでできませんでしたが(笑)。少し大きくなると、洗面所に連れて行って、シャワーでジャバジャバ洗ったりもしました。これは夏だからやりやすかったけれど、冬はちょっと寒いかな?現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
今でもオムツかぶれ知らずです。それに、「布でふくのって気持ちがいいんだ〜」ということは、意外な発見でした。経済的だし、肌にもいいし、このやり方、とっても気に入っています。しいて言えば、赤ちゃん用の洗濯洗剤がいるけれど、ほんの少量使うだけなので、かなりもちます。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
布のおしりふき、ちょっとめんどうに思うかもしれませんが、けっこう簡単だし、さっぱりふけていいですよ。あったかい布なので、赤ちゃんもふかれていて気持ちがいいはず。かわいいぷりぷりおしりを守ってあげてくださいね。0〜1歳の子どもの環境・衛生のアドバイス
たけなが かずこ 先生
とにかくいつも清潔にしてあげることが一番。清潔にするためには、スキンケアが大事になります。おむつかぶれなどはおしっこやウンチのたびにシャワーで洗ってあげたり、ホットタオルで拭いてあげることがとても効果があります。汗についても同様。また、ベビーオイルは保湿ではなく汚れをとるために使うものですので、オイルを使ったら、きちんと取り去ってあげることが必要です。塗りぐすりなども、上塗りは避けて一度きれいにふき取ってから塗りなおしてあげてください。
赤ちゃんは寒さより暑さに弱く、室温・環境を整えてあげることが大切です。また日本は湿気が多いので、肌着は吸湿性のよいものをこまめにとりかえてあげましょう。紫外線も赤ちゃんにとっては大敵なので、紫外線の強い春から夏にかけてはできれば散歩は紫外線の少ない午前10時前にするとよいですね。
歯・口の衛生については、7カ月から9カ月ごろは歯が生えていようといまいと「食べたら水・白湯などを飲む」ことを習慣付けるとよいでしょう(歯は1歳までに1本生えればよい、といわれています)。歯が生えたらなおさらのこと、これが一番の虫歯予防になります。また、「あーん」と口をあけさせ、歯ブラシを自分でくわえさせる練習をしていくと、その後の歯磨きの仕上げ磨きや歯科健診のときも、スムーズになります。自分から口をあけることは、親子の関係性の中で自立と信頼が育ってきたことの証でもあるのです。
おむつかぶれやあせもへの予防・対処、こんな工夫をしてみました
- おしりが赤くなったらすぐシャワー。早めの対処を心がけています。
- うんちのたびにお湯で洗い、いつもおしりはサラサラッ。
- うちの子のおしりの湿疹には、ぬるま湯に浸した綿で拭くのがいいみたい。
- ひどいオムツかぶれも遊びながら完治。「いつかきっと」と信じていればうまくい...
- 違うオムツに替えたらしつこいあせもがつるつるに。相性ってあるんですね。
- 体重が増える時期、首など、しわができるところは念入りに洗ってあせも対策。
- あせも対策、とにかくシャワーで体を流すことを心がけました。
- シャワーで流す、背中にガーゼを入れるなど、ちょっとの配慮で症状が軽減。
- チャイルドシートでアセモが心配なとき、こんな工夫をしてみました。
- うんち後のおしりは洗い流して。清潔が一番だけど、ふきすぎないことも大事。
- お湯で湿らせた布の「あったかおしりふき」で、かぶれ知らずに。
- 布オムツなので、こまめに取り替えることを心がけました。
- オムツ交換のときにぬるま湯でおしりをきれいにしたら、かぶれなしに。