環境・衛生
虫歯予防·歯の衛生、こんな工夫をしてみました
歯みがきを自分から進んでするようになるアイデア、教えます。
その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした
歯みがきを習慣づけようと頑張っていたのですが、自分から歯をみがこうとは絶対にせず、私がやろうとしても泣いて嫌がる子ども。無理にやろうとすれば大泣きでどうしていいのか分からず、適当に済ませてしまうことも何度かありました。でも同じ年頃の子どもで虫歯になっている子も何人かいて、歯みがきは絶対にしなきゃいけないと思って、いろいろ試しましたがどうしてもダメでした。どうしたら楽しく歯みがきができるのか悩みました。このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました
時間帯を決めてママと一緒に歯をみがきました。大人の真似をしたがる年頃の子どもなので、私が歯をみがく様子を見ると、自分もやる、と飛びついてきました。もちろん全く同じじゃないと気がすまないので、子ども用の歯みがき粉を使い私と全く同じ状態にし一緒に「シュカシュカ♪」と歌いながら歯みがきをするようになりました。子どもの歯みがきはあまいので仕上げみがきが必要です。でも自分だけがなぜやらなきゃいけないの?という感じで泣いて嫌がる子ども。その疑問を逆手にとって、まずは子どもにママの歯を軽くみがいてもらってから、次は子どもの番ね!というようにしてみたらびっくりするくらいあっさりみがかせてくれました。「やっぱり親と対等でいたいのかな?」と思いました。現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです
子どもだからといって親が何でもしてあげなきゃいけないと思っていましたが、子どもだって自分から進んで何かできるものです。その気持ちを大切にして無理強いせずに、子どもにとって良い方法を考えてあげなきゃいけないなとつくづく思っています。今では生活習慣はほとんどしまじろうに教えてもらっていますが、私の知らないうちにたくさんの事ができるようになり、びっくりする毎日です。同じ悩みを持つおうちの方へのエール
大切なのは子どもと一緒に楽しんで何かをする事だと思います。歯みがきもやらなければいけないものだと強制せずに、歯みがきは面白いものと覚えてしまえば、自然と習慣に変わっていきます。焦らず時間がかかっても子ども自身で何かを身につけていく事が一番いいと思います。子どもと同じ目線で私自身も子どもと一緒に成長していくものだと思っています。みなさん、頑張りましょうね。0〜1歳の子どもの環境・衛生のアドバイス
たけなが かずこ 先生
とにかくいつも清潔にしてあげることが一番。清潔にするためには、スキンケアが大事になります。おむつかぶれなどはおしっこやウンチのたびにシャワーで洗ってあげたり、ホットタオルで拭いてあげることがとても効果があります。汗についても同様。また、ベビーオイルは保湿ではなく汚れをとるために使うものですので、オイルを使ったら、きちんと取り去ってあげることが必要です。塗りぐすりなども、上塗りは避けて一度きれいにふき取ってから塗りなおしてあげてください。
赤ちゃんは寒さより暑さに弱く、室温・環境を整えてあげることが大切です。また日本は湿気が多いので、肌着は吸湿性のよいものをこまめにとりかえてあげましょう。紫外線も赤ちゃんにとっては大敵なので、紫外線の強い春から夏にかけてはできれば散歩は紫外線の少ない午前10時前にするとよいですね。
歯・口の衛生については、7カ月から9カ月ごろは歯が生えていようといまいと「食べたら水・白湯などを飲む」ことを習慣付けるとよいでしょう(歯は1歳までに1本生えればよい、といわれています)。歯が生えたらなおさらのこと、これが一番の虫歯予防になります。また、「あーん」と口をあけさせ、歯ブラシを自分でくわえさせる練習をしていくと、その後の歯磨きの仕上げ磨きや歯科健診のときも、スムーズになります。自分から口をあけることは、親子の関係性の中で自立と信頼が育ってきたことの証でもあるのです。
おむつかぶれやあせもへの予防・対処、こんな工夫をしてみました
- おしりが赤くなったらすぐシャワー。早めの対処を心がけています。
- うんちのたびにお湯で洗い、いつもおしりはサラサラッ。
- うちの子のおしりの湿疹には、ぬるま湯に浸した綿で拭くのがいいみたい。
- ひどいオムツかぶれも遊びながら完治。「いつかきっと」と信じていればうまくい...
- 違うオムツに替えたらしつこいあせもがつるつるに。相性ってあるんですね。
- 体重が増える時期、首など、しわができるところは念入りに洗ってあせも対策。
- あせも対策、とにかくシャワーで体を流すことを心がけました。
- シャワーで流す、背中にガーゼを入れるなど、ちょっとの配慮で症状が軽減。
- チャイルドシートでアセモが心配なとき、こんな工夫をしてみました。
- うんち後のおしりは洗い流して。清潔が一番だけど、ふきすぎないことも大事。
- お湯で湿らせた布の「あったかおしりふき」で、かぶれ知らずに。
- 布オムツなので、こまめに取り替えることを心がけました。
- オムツ交換のときにぬるま湯でおしりをきれいにしたら、かぶれなしに。