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環境・衛生

おむつかぶれやあせもへの予防·対処、こんな工夫をしてみました

おしりが赤くなったらすぐシャワー。早めの対処を心がけています。

K.Iさん Tくん (体験談当時の年齢:0歳7ヵ月頃〜1歳0ヵ月頃 男 第2子 広島県)

その当時の子どもの状況と私の気持ちはこうでした

生まれてすぐから皮膚が弱かった息子。春から夏にかけて、オムツ替えがちょっと遅れると、すぐにおしりが真っ赤になっていました。今思うと、上の子のときはオムツかぶれになったことがなく、オムツかぶれを簡単に考えていたかもしれません。気がつくと、痛々しいくらいに赤くなって、本当に悲しかったです。

このようなやり方を取り入れたら、こんな効果がありました

一度ものすごく悪化して、そのときは皮膚科に通いました。その後は、ちょっと赤くなったり、汗をかいたなと思ったら、1日2回程度、ぬるま湯でおしりを洗っていました。おしりふきでこするよりも、シャワーでそっと流して、タオルでやさしくふく方が治りが断然早かったです。うちの子の場合は、1〜2日で赤味はひいていきました。あせもが出たときも、同様にシャワーが効果抜群でした。オムツかぶれも、あせもも、早期発見、ひどくなる前の対処が一番だと痛感しています。シャワーをせずに、おしりふきですみずみまできっちりと何回もふいていたときは、力が入りすぎるせいか、逆にかぶれを悪化させたこともありました。オムツのメーカーを替えたりしましたが、微妙な差は確かにあるようですが、効果と言えるほどの差は感じられませんでした。

現在の子どもの様子と私の気持ちはこんな感じです

今でも、ちょっと気を抜くと、おしりのあたりが赤くなっています。でも、「赤くなったらすぐシャワー」を徹底している今では、真っ赤で痛々しいおしりを見ることはなくなりました。ちょっと様子を見ようっていう気持ちは、オムツかぶれにとっては要注意だとわかったので、二人目だからと気を抜かず、新鮮な気持ちで早期発見、早期対処を徹底しています。桃みたいに、みずみずしいおしりを守っていきたいですね。

同じ悩みを持つおうちの方へのエール

赤ちゃんの肌はデリケートです。「赤いなあ。でも、ちょっと様子見よう」では、みるみる悪化することも。でも、神経質になる必要はまったくなくて、「赤くなってる」と気づいてからでOKです。オムツかぶれやあせもは、早期発見、早期対処で簡単に治ることが多いようです。気づいたときに、ぜひこまめにシャワーで流す方法を試してみてはいかがでしょう。おすすめですよ。

0〜1歳の子どもの環境・衛生のアドバイス

たけなが かずこ 先生

とにかくいつも清潔にしてあげることが一番。清潔にするためには、スキンケアが大事になります。おむつかぶれなどはおしっこやウンチのたびにシャワーで洗ってあげたり、ホットタオルで拭いてあげることがとても効果があります。汗についても同様。また、ベビーオイルは保湿ではなく汚れをとるために使うものですので、オイルを使ったら、きちんと取り去ってあげることが必要です。塗りぐすりなども、上塗りは避けて一度きれいにふき取ってから塗りなおしてあげてください。

赤ちゃんは寒さより暑さに弱く、室温・環境を整えてあげることが大切です。また日本は湿気が多いので、肌着は吸湿性のよいものをこまめにとりかえてあげましょう。紫外線も赤ちゃんにとっては大敵なので、紫外線の強い春から夏にかけてはできれば散歩は紫外線の少ない午前10時前にするとよいですね。

歯・口の衛生については、7カ月から9カ月ごろは歯が生えていようといまいと「食べたら水・白湯などを飲む」ことを習慣付けるとよいでしょう(歯は1歳までに1本生えればよい、といわれています)。歯が生えたらなおさらのこと、これが一番の虫歯予防になります。また、「あーん」と口をあけさせ、歯ブラシを自分でくわえさせる練習をしていくと、その後の歯磨きの仕上げ磨きや歯科健診のときも、スムーズになります。自分から口をあけることは、親子の関係性の中で自立と信頼が育ってきたことの証でもあるのです。

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